問題60
次は心理検査に関する記述である。選択肢のうち、正しいものを1つ選びなさい。
①P-Fスタディは、心理学者ロールローゼンツアイクによって考案された検査で、愛着に対する反応の特徴や攻撃に対する反応の特徴を知るのに役立つ。
②内田クレペリン検査は、積み木構成課題の結果から「能力面の特徴」と「性格・行動面の特徴」判定する検査である。
③ロールシャッハテストは、インクの染みを見せ何を想像できるか述べて貰い、人格や思考傾向の把握及び理解に活用される。検査は30分程度と短時間で実施できることから、あらゆる年齢層に対して実施し易い。
④TAT(絵画統覚検査)は、提示された絵を見て作った物語の内容から、欲求や圧力やコンプレックスを把握する人格特性を分析するのに役立つ。
⑤TEG(東大式エゴグラム)は、人の行動(言語、声音、表情、ジェスチャー、姿勢、行動)を3つの自我状態に分類、分析することで性格の傾向をしることができる。
各検査の内容と目的は必ずおさえよう!
どのように検査が進められるのか、図解でも確認しておこう。
療育センターを利用する際にも必ず検査を実施しています。保育士が検査についての知識を持つことは、子育て支援の観点からも大変重要なことです。
