問題20
次の文は、発達障がいについて述べた記述である。この記述を読んで、以下の選択肢から最も正しいものを一つ選びなさい。
2016年4月に障害者差別解消法が施行され、『合理的配慮』が求められるようになりました。特に発達障がいを持つ方々に対しては、長期に渡って一貫した支援の提供を実現させるために、現時点での特徴だけでなく、これまでの成育歴や支援歴、今後の長期的支援に向けた方針を理解することが求められています。また、これらの活動が、誰もが相互に人格と個性を尊重し支え合い、人々の多様な在り方を相互に認め合える全員参加型の社会『共生社会』を築く基礎となります。
①種々の発達障がいは成長と共に特徴が穏やかになるので、発達が気になる場合でも、急がず見守る姿勢が大事である。
②合理的配慮の推進のために、保護者の要望を積極的に実行する必要性がある。
③発達障がいの支援は、医師による診断をもって実施される。
④障がい児支援の強化や相談支援の充実を図ることを目指す法改正が実施された。
⑤保育士は発達障がいについての知識を深め、診断名に応じた支援を行うことが大切である。
今回の問題は事例問題でも現場でも必要になる考え方だよ。
よく出てくるワード『合理的配慮』ってなに?
診断は「医師」しかできないよ。ブレないでね!
近年、障害関係の法整備が進んだよね。おさらいしておこう!
※ここでは『発達障がい』と明記させていただきました。色々な表記がありますね。
