教員の皆様へ
17年間、教員だった弟を自死で失ってから
【モンスターペアレント】という存在、
そして
モンスターペアレントに抗わない学校、
安全配慮義務に欠ける学校に
私は疑問を持ち始めました。
私たち遺族は
多くのご父兄からの情報提供のおかげで
当事者である保護者の氏名を知ることが
できました。
そして
その保護者が弟に言い放った
暴言の一部や
人となりを把握しています。
アメリカでそんな言葉を
教員だけに留まらず
たとえば店員さんや同僚に言ったら
人権・人格を侵害された、として
社会的にも大問題になります。
私の個人的な印象ですが、
日本ではそんな辛辣な言葉・暴言を
言われた方が一方的に
一身に受けてしまい、
短期間の内に
精神的に病んでいく、
崩壊していくように
見受けられます。
そんなのではいけません。
そもそも
ひとりひとり、存在しているだけで
とても尊いのです。
そんな
人格を否定される言葉を浴びて
言われたことを
鵜呑みに信じてしまってはなりません。
これは立派な、
大人のいじめです。
アメリカでは
理不尽なことをされたり
言われたりされた時
その一部始終を
【記録すること】が
重要な鍵となります。
ターゲットとなった本人が
【厭な思いをした】
と思った時点で
その行為は明白な
ハラスメントとなります。
記録、していますか?
母校である玉川学園は、
弟が亡くなって以来
教員の自死が
二度と繰り返されないためには
どのような対策、
安全配慮を今後取っていくか
遺族にも、
学校全体のコミュニティにも
明確に約束していません。
私が願うのは
教員の自死を防ぐことです。
そして今回、教員の皆さんに
伺いたいことがあります。
これまでの教員生活の中で
モンスターペアレント
及び
上司に言われたことで
ひどく傷ついた言葉はなんですか?
匿名で構いません。
シェアしていただいたことは
なかなか表沙汰にならない
大きな社会問題だと
私は捉えています。
ブログへの掲載の有無は
事前に御本人様の御了承を得てから
共有、という形を取らせて頂きます。
佐藤馨一の姉