植村謙二です。
8年前に自死した玉川学園小学部の教諭だった佐藤馨一の義理の父親で、玉川学園高等部の教諭をしていました。
2018年に自死した佐藤馨一に、2025年10月30日に急遽【自庁取消】という形で労災が認定されました。
ここに至るまでには、弁護士の先生、当時のご父兄・教職員の方々からの情報提供、ブログを読んで下さった読者の皆様から励ましのお言葉を頂き、感謝の気持ちでいっぱいです。そして、報道機関の記者の皆様のきめ細やかな報道に感謝いたします。長い月日を要しましたが、馨一も天国でこの結果を見届けて、協力してくださった皆様に感謝をしていることと思います。
佐藤馨一は39歳の働き盛りの中堅の教諭として生き生きと勤務に励げんでいました。
何故、突然自死をしなければならなかったのか、多くの疑問が未だに残っています。8年にも及ぶ係争の結果、過重労働による自死 … 労災が認定されました。馨一が行方不明になった頃、玉川学園は労働環境には問題がなく、玉川学園とは因果関係は全くありませんと言い切っていました。
労災は認められましたが、遺族が求めているのは、2018年7月7日の全体父母会後のとある父兄との1時間以上に及ぶ面談、その報告で当時の教育部長、学年主任との約30分の話はどういった内容だったかを知りたいのです。玉川学園は遺族の強い要求に全く応えることなく、私たちは無視されてきました。裁判で労災は勝ち取りましたが、真相解明にはまだ至っていません。
この世で一人の大切な尊い命がなくなったというのに、玉川学園からは全く血の通った誠意ある対応は一切、何もありませんでした。
馨一の労災が報道されると、玉川学園はホームページで次のようなコメントを発表しています:
「本学園は、本件を極めて重く受け止めており、その責任を痛感しております。今後も、ご遺族のご意向に真摯に向き合うとともに、健全な職場環境の醸成および長時間労働の消滅に全力で取り組んでまいります。」
※※馨一の姉によると当初コメント発表時、玉川学園は『今後は』と記述しており、現在は『今後も』、と訂正しています(証拠画像あり)※※
遺族としてはこのような形式的な回答を望んでいません。
【本件を極めて重く受け止めており、
その責任を痛感しております】
… このように大きく公的に宣言したのなら、文字だけではなく私達の願いである真相を真摯に回答して下さい。
命の重みを
真剣に考えてください。
当時の教育部長は、馨一のことを「大切な仲間」と何度も口にしていました。
しかし、私達家族が必死で馨一を探している中、教育部長はその翌月の8月後半にハワイに旅行していた、という耳を疑うような目撃情報が馨一の姉の元に寄せられました。そして2019年7月24日に行われた私たち遺族との面談で、当時の教育部長に確認した際、「私も気分転換しなくてはいけませんし、そういうつもりで行かせていただきました」(証拠録音あり)と私達家族の前でこう話しました。
馨一の無念を晴らすためには
更なる裁判を継続して真相解明に臨むつもりです。
このブログを通じて、情報提供してくださった多くの御父兄の皆様、及び読者の皆様のあたたかい応援に感謝しています。
植村謙二