パンプキン◎のなかみ -25ページ目

パンプキン◎のなかみ

~これが私です~

もう大人なんだから。





そう言われるのが、私は嫌いです。



なんでだろう。



自分で子供だと思っているのかな。



認めたくないんだろうか。



認めてほしいんだろうか。



まだ甘えたいんだろうか。



辛さを分かってほしいんだろうか。



自信がないんだろうか。



人の心なんて、時を経るにつれて成熟はしていくんだろうけど、



誰も根本的にはなんにも変らないんじゃないのかしら。



何を基準に言ってるんだか分かったものじゃない。





話は飛んで、



いざ離れて気持ちが落ち着いてくると、



やっぱりあの上司、良い人なんじゃないかしら。



なんて思って、



なんでやっていけなかったんだろう?



もっと見方を変えればやっていけたんじゃないかしら?



なんて思って戻りたくなる。



けど



きっとその繰り返し。



その人が良い人だろうが悪い人だろうが、自分の事を良くしてくれようが、



私が無理。



そう思ってるのに、なかなか割り切れないものですね。



まだまだ子供だからでしょうか。



自分の人生を歩もうと思った時、そもそもその人にこだわってる理由が無くなった気がした。



これで切ることができる。



そう思えたとき気持ちよかった。



だからきっと無理。で正解。



そう思いたい。



甘えたいのに、



甘えてしまう人から逃げたくなる。



天邪鬼な私。



でもそれ以上に、傷ついたこともいっぱいあった。



自分の感に逆らうな。



自分の感を信じろ。



その人を当てにして、結局どうなりたいわけ?



そんなビジョンはないのに、とらわれてるなんて、どうかしてる。




12年前、母と家を飛び出してから、大好きな母が精神を病んで以来、



仏のように優しくなりたいと本気で思った。無理だったけど。



借金のせいか、親戚もみんなクモノコ散らして去っていった。



「兄弟より家族が大事だから」



そうだよね。みんな自分の生活で精一杯。余裕なんてなく生きてる。



きっと私も家族ができたらそう思うだろう。



自分の発展を目指すなら、自分の人生を頑張るなら、人の悩みなんて親身に聞いてる暇はない。



金の切れ目が縁の切れ目。



間接的だけど、身に染みて分かった17歳。



私の一番大事な人が、私まで離れたら、この人死ぬなと悟った18歳。



毎日泣いてる母、もう正常な思考ができなくなって、理不尽なこといっぱい言われたし、いっぱい傷ついて、生



き場がなくて死ぬしかないと思った19歳。



一緒に死のう、今から死ぬからと脅しの電話。



勉強してても救急車の音を聞くたび動悸がするようになった。



稼ぎたい。



時間はかかるけど、勉強はできるから、大学へ行ったほうが…将来的に助けられるんじゃないか。



大学に行くために、父の元へ。



どうせみんな金のあるところに行くんでしょ!!



母からの罵声。



心は荒むばかり。涙が止まらなかった。



この頃の記憶は、母にはもうありません。



辛いことって、人間忘れるようにできています。私だけに残った記憶。




仏のようにすべてを許したいと思っていたのに、いつしか恨むようになっていた。



人の心なんてそんなもの。



やっと境界線をひけるようになったかも。自分を大事にし始めたような。



過去にとらわれなくなってきたかな。母の失敗もダメなところも、なったもんは仕方ないと。




他人からしたら、分かってもらえるはずもない。



でも私の中では必死に戦ってきたこと。



バカでだらしないフリをしながら、なんの悩みもないお嬢さんを装いながら。



人の気持ちを受け入れることばっかり上手くなって、結局世に出たらそれすらダメだと言われる羽目に。



私は私なりに必死に生きてきたんだから、人にとやかく言われる筋合いはないっ。



もう大人なんだから、堂々と生きていこう。