もう大人なんだから。
そう言われるのが、私は嫌いです。
なんでだろう。
自分で子供だと思っているのかな。
認めたくないんだろうか。
認めてほしいんだろうか。
まだ甘えたいんだろうか。
辛さを分かってほしいんだろうか。
自信がないんだろうか。
人の心なんて、時を経るにつれて成熟はしていくんだろうけど、
誰も根本的にはなんにも変らないんじゃないのかしら。
何を基準に言ってるんだか分かったものじゃない。
話は飛んで、
いざ離れて気持ちが落ち着いてくると、
やっぱりあの上司、良い人なんじゃないかしら。
なんて思って、
なんでやっていけなかったんだろう?
もっと見方を変えればやっていけたんじゃないかしら?
なんて思って戻りたくなる。
けど
きっとその繰り返し。
その人が良い人だろうが悪い人だろうが、自分の事を良くしてくれようが、
私が無理。
そう思ってるのに、なかなか割り切れないものですね。
まだまだ子供だからでしょうか。
自分の人生を歩もうと思った時、そもそもその人にこだわってる理由が無くなった気がした。
これで切ることができる。
そう思えたとき気持ちよかった。
だからきっと無理。で正解。
そう思いたい。
甘えたいのに、
甘えてしまう人から逃げたくなる。
天邪鬼な私。
でもそれ以上に、傷ついたこともいっぱいあった。
自分の感に逆らうな。
自分の感を信じろ。
その人を当てにして、結局どうなりたいわけ?
そんなビジョンはないのに、とらわれてるなんて、どうかしてる。
12年前、母と家を飛び出してから、大好きな母が精神を病んで以来、
仏のように優しくなりたいと本気で思った。無理だったけど。
借金のせいか、親戚もみんなクモノコ散らして去っていった。
「兄弟より家族が大事だから」
そうだよね。みんな自分の生活で精一杯。余裕なんてなく生きてる。
きっと私も家族ができたらそう思うだろう。
自分の発展を目指すなら、自分の人生を頑張るなら、人の悩みなんて親身に聞いてる暇はない。
金の切れ目が縁の切れ目。
間接的だけど、身に染みて分かった17歳。
私の一番大事な人が、私まで離れたら、この人死ぬなと悟った18歳。
毎日泣いてる母、もう正常な思考ができなくなって、理不尽なこといっぱい言われたし、いっぱい傷ついて、生
き場がなくて死ぬしかないと思った19歳。
一緒に死のう、今から死ぬからと脅しの電話。
勉強してても救急車の音を聞くたび動悸がするようになった。
稼ぎたい。
時間はかかるけど、勉強はできるから、大学へ行ったほうが…将来的に助けられるんじゃないか。
大学に行くために、父の元へ。
どうせみんな金のあるところに行くんでしょ!!
母からの罵声。
心は荒むばかり。涙が止まらなかった。
この頃の記憶は、母にはもうありません。
辛いことって、人間忘れるようにできています。私だけに残った記憶。
仏のようにすべてを許したいと思っていたのに、いつしか恨むようになっていた。
人の心なんてそんなもの。
やっと境界線をひけるようになったかも。自分を大事にし始めたような。
過去にとらわれなくなってきたかな。母の失敗もダメなところも、なったもんは仕方ないと。
他人からしたら、分かってもらえるはずもない。
でも私の中では必死に戦ってきたこと。
バカでだらしないフリをしながら、なんの悩みもないお嬢さんを装いながら。
人の気持ちを受け入れることばっかり上手くなって、結局世に出たらそれすらダメだと言われる羽目に。
私は私なりに必死に生きてきたんだから、人にとやかく言われる筋合いはないっ。
もう大人なんだから、堂々と生きていこう。