毎月11日は3.11を想う日。
先日、実家に帰省中、静岡県の高校の放送部の顧問の先生と生徒2人が、父の話を聴きたいと訪ねて来られた。
海辺の小さな町のため、今後想定される津波被害からどうやって命を守るのか、取材して地域防災につなげていきたいとのこと。
父が応えていた。
これまでの12年、当時のことを何度も何度も思い返し、ああすればよかった、こうすればよかったと・・・そして、いつも思うのは、その時の「運」と「判断」だと。
その時、どこに居るかはそれぞれの「運」。
その場所でどういう行動を取るかはその人の「判断」。
「運」は変えられないが、「判断」は自分の意志で変えられる。
日頃からの想定やシミュレーション、小さい頃からの避難訓練がとっさの「判断」につながるのだと。
津波なんて考えたこともないような人も旅行先や通りすがりに、想定外の災害に居合わせる、なんてこともあるかもしれない。
津波に限らず、自分が今居る場所の危険性やその場所から安全な場所へ逃げるすべを知っておくことが、「判断」の材料になる。
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