■「内定への一言」バックナンバー編


「非営利が偉いのではなく、自活できるのが偉い





僕の仕事は「若年者(十八~三十五歳)」の転職・再就職支援です。この世代の失業率は実は十%を超えており、ドイツやスペイン並の「あぶれ方」をしています。フランスなどは若者に限って言えば、失業率は二十%以上で、伝統的に若者が虚無的な国ですから、日本はまぁ良い方かもしれませんが、バイトで生活できる国だけに、問題は深刻です。


しかし、「増える」とは「変化」の別名ですから、僕たち起業家にとっては、チャンスの一種。失業者が増えていることも、改善すべき世の中の流れを示すサインと思えば、フリーターを批判することもなく、冷静に事実を観察することができます。



さて独立時、若年者雇用関連の団体や官庁を訪問した際、「非営利」を看板にする人々の不可解さが目立ちました。まるで「民間企業より、わしらの方が偉い」と言わんばかりの態度なのです。非営利だから「地位が高い」、「正しい」、「先進的」…。どんな提案や指摘も、「利益追求じゃないから」、「営利目的じゃないから」という意味不明の答えで濁します。


わが社の顧問社労士は、某大学の就職課で相談員をした経験があり、その縁で一緒に某大学を訪れると、「職業設計で利益を取るとはけしからん!おたくの紹介した企業にうちの学生が入って、もしものことがあったらどうするんですか?」と、爆笑しそうなことを真顔で言ってきたのには驚きました。


僕に言わせれば、年間一○○万、四年間で生活費も含めて総額七○○万円近くの出費を強制していながら、多くの前途有為な若者を廃人同様にして社会に送り出している大学こそ、犯罪組織と同じです。暴利をむさぼって校舎の改装にカネをつぎ込み、遅れれば厳しく取り立てるか即刻退学させる大学とは違い、わが社は若者から三十万円しか頂きません。大学の二十分の一のコストで、おそらく二十倍は役立つことを教えています。


だからお客様が尽きず、紹介だけでやっていけており、広告や営業など、無駄な作業は一切やっていません。大学みたいに入試を甘くしたり、「オープンキャンパス」と称して無人のキャンパスで接待したりするような真似はしなくても、十分やっていけているのです。


補助金をもらってもなお、巨額の赤字…(わざとそうしているのかもしれませんが)。人集めのため、学部の名称に「国際」、「福祉」、「人間」と流行りの枕詞を乗せ、巨大キャンペーンを展開する大人たち。「国際」と名付けたところで、実態は日本人が集まらず、中国人学生ばかりというのは、分かりやすすぎる化粧です。いっそ、「中華大学」に名称変更したらどうでしょうか。早く倒産して、物件や人材を買いあさるのが楽しみです。


客から取らないなら、寄付金や分担金、補助金が基盤であり、企業よりよっぽど「甘えた金」で運営している証拠。一般的に、非営利ほど他人の利益に依存し、客からもらわない分、誰かから余計にもらっています。自分で稼がなくても、お金は必要なのです「お金のために生きるのはイヤだ」と言う大学生が、実は仕送りと奨学金で生活しているのと同じ。


つまり、利益を出さない組織は、善意か迷惑で成り立つのです。そして、それに正当に報い、応えるところから、若者は成長するのです。迷惑よりも恩返しで自己表現できるところに、若者の特権があるのです。


就職の面接の際でも、「正しい行いを通じて、堂々と利益を上げたい!」と言うと、すごく反応がよいもの。当然ですね。「金儲け」と「事業」は違うのです。世の役に立てば、必ず利益は頂けます。自活できてこそ、一人前なのです。

■「内定への一言」バックナンバー編


「あなたは今、行列のどこにいるのか?どこに行こうとしているのか?





学生(若者)と企業の関わりや、世の中の見方を説明する時、FUNではよく「行列」の話をします。といっても、数学の話ではありません。ビジネス的な発想を知ってもらうのに、シンプルで本質的な図式があるからです。


行列には・・・


1.並ぶ人

2.さばく人

3.仕掛ける人


がいます。



たとえば、僕の家の近くの唐人町駅の近くに、去年までは寒い中でも行列ができていた「ココメロン」というメロンパン屋さんがあります。一個一二○円程度のパンでしょうが、一人で買える数には制限があり、バス通りから目立つ立地でズラリと人が並んでいるので、マスコミにもよく取材されていました。とにかく、今はそうでもないようですが、お店はいつもフル回転



メロンパン屋さんの行列が一体何なのかというと、要は「社会の縮図」ということなのです。メロンパン屋さんは、「お客さんが求める味を、求める価格で最大限に満たし、ヒットした事業」と見ることができますよね。ここで、先ほどの分類を再度当てはめてみましょう。



1.並ぶ人(お客さん) パン屋さんにお金を支払うために、自らの時間を捧げている

2.さばく人(店員) 腕前を生かしておいしいパンを作り、代金と交換するために時間を捧げている

3.仕掛ける人(社長) アイデアとプランで1と2の時間を占有し、ビジネスを回転させる


となりますよね。つまり、一、二、三の関係は・・・


1.他人への支払のために、自分の時間を捧げている

2.自分の充実感のために、自分の時間を捧げている

3.自分の成功のために、人のお金と時間を使っている


となります。「だから何?」と思うかもしれませんが、これは社会の至るところで見られる構図です。たとえば受験なら・・・


1.受験生・親(自分の時間とお金を教育・学校のために捧げる)

2.学校・塾(教育で約束した成果を出すために、自分・自社の時間を捧げる)

3.教育産業の事業家・企業経営者(大衆に教育の意義を説き、時間とお金を占有する)


となります。


就職なら・・・


1.合同説明会・面接に大挙して押し寄せる学生たち

2.学生たちの要望をさばく業者・企業

3.就職をビジネスとして仕掛ける広告代理店


となります。しつこいようですが、ライブなら・・・


1.ファン

2.アーティスト

3.プロデューサー・レコード会社


となります。もし失業した中高年なら・・・


1.ハローワークに並ぶ人たち

2.ハローワークの職員

3.企業経営者


ですよね。


学生は業界」とか「業種」、「職種」といった、可視的で分かりやすい要素で仕事を考えるクセがありますが、本当に大事なのは「働き方」です。どういうことかと言うと・・・


1.サラリーマン・公務員 ・・・少ない獲物を大人数で分け合うため、いつも渋滞が起こる

2.自営業者・資格者 ・・・知識や技術を活かして自分のことは自分でやるが、いつも忙しい

3.社長・オーナー ・・・アイデアと決断力で大衆を動かし、人々を働かせて稼ぐ


という、三つの「働き方」が世の中には存在するということです。(ここでは、有望なビジネスに資金を提供する「投資家」は含めません)。これらの働き方の特徴を分析していくと、はっきりとした区分が見られます。


1.忙しくても儲からず、ヒマになると貧乏になる。時間が空いてもお金がないため、テレビばかり。

2.忙しければ儲かるが、ヒマになっても持ち場を離れられず、自分がそこにいなければ収入がない。

3.儲かるほど時間が空き、いつも「次の夢」のために忙しく、自分がそこにいなくても収入が入る。




どうでしょう。アメリカ人と北朝鮮の人くらいの、決定的な差です。はっきり言って、業界や職種など、この差に比べれば「福岡の人」と「北九州の人」くらいの差でしかありません。つまり、「就職する」という選択肢は、表面的に業界や会社の差があろうと、全員「並ぶ人」である点では、全く同じだということです。



本当に頭がいい人は、「受験勉強で優秀な成績を収めた人」ではなく、「受験というビジネスをヒットさせた人」であり、「無数の学生の中から難関企業に採用された学生」ではなく、「就職を巨大イベント、かつビジネスとして仕掛けた広告代理店(リクルートの江副浩正氏)」といえます。「億万長者入門」(フォレスト出版)の著者ロバート・アレンは、「ラットレースの最大の問題点は、競争に勝っても、所詮ラットでしかないということだ」と述べています。



女子学生の皆さん、「育児か家庭か」なんて、誰が決めた悩みですか?男子学生の皆さん、「収入とやりがい、どちらを取るか」なんて、誰が決めた悩みですか?どうして「全部いただき」という発想を試みないのですか?それが全部できるのは、三の「仕掛ける人」の発想を持つ人のみです。




一は少ない資源(品物・合格・就職・年金)を大人数で分け合うため、いつも熾烈な競争が繰り返され(おもちゃの品切れ、受験戦争、バーゲン、就職競争、退職金の取り合い、労働組合の闘争、交通渋滞)、かつ、「分け前は少ない」という世界です。



二は「わが道を行く」という人たちばかりで、腕に覚えはありますが、いつも「自分が一番」と思っており、絶大な自信家で、他人を認めたがりません。僕は自分が数百万円を出して数年間かけて勉強して資格を取るよりは、性格が合う資格者を月額5万円程度で雇い、色々と命令する方が好きです。



三は「たくさんの資源」を「少数」で分け合うため、時間やお金、健康、旅行など、いつでもどこでも「余裕」に満ち溢れています。当然ですよね。「人々が自分の代わりに時間とお金を捧げてくれる」んですから。




今、あなたが取っている行動は、どこに位置付けられるものですか?あなたが行こうとしている場所は、行列のどの位置ですか?僕は、これからの時代を生きる若い学生さんたちには、ぜひ三の仕掛ける側からの成功を目指すため、二で専門スキルを磨いてほしいと考えています。漠然としていてもいいから、そういう将来像を描いた上で、就職しましょう


そういう位置付けで行う就職は、疲れもストレスもなく、はっきり言って面接の態度から、周囲の平凡な学生とは明確な差が付きます。それはそうですよね。皆さんが面接で会う「社長」たちは、みんな三の考え方の人たちです。「君はなんて物分かりがいいんだ!」と感激されるのは、当たり前です。



視点を変えれば、今まで勝手に自分で「不可能」と決めていたことが、一転して可能に思え、ワクワクしてきます。物事に行き詰まるということなど絶対になく、ただ、行き詰まるような物の考え方をしているだけです。学生には、本人が自覚している以上に素晴らしい才能が、誰にでもあります。皆さんは全員、自分で思っている以上にずっとずっとすごい人間です。


だから、自分の可能性を最大限に発揮させるような考え方をしましょう。「目標を達成できる範囲で最低限の努力を・・・」は、成功してからは良い考え方の一つですが、初めて社会に出る時にそれじゃ、もったいないです。



学生は本当に本当にすごいんです。それを僕のような、もうすぐ三十歳になる人間が何度も繰り返しているなんて、それもまたもったいないです。自分はどこにいるのか。そして、どこに行こうとしているのか。考え始めると、未来が面白くなってきます。

◆「内定への一言」バックナンバー編

「営業に拒絶は存在しない」





今日は朝、昼、夕方と、合計7人の学生さんと一緒に「貸借対照表」の仕組みを勉強し、バランスシート上における業界の成り立ち、メリット、関わりを語り合いました。

皆さん、なんと素直で理解が速いことか。僕は会計やお金の話をするのは好きで、何時間説明しても疲れませんが、それにしても、飲み込みの速いこと…。

しかも、質問も的を得ていて、学ぶたびに深い問いを持てるようになっているのが分かります。

中には、「世の中やっぱりお金なのね!」という方もおられたようですが、その通りです。

お金で幸せは買えなくても、不幸は回避できます。そして、幸せとは「不幸に耐える術」を身につけてこそ、得られるのです。

「恒産なくして恒心なし」とは、孟子が2,000年以上も前に残した言葉で、「経済的な余裕がない者は、安定した心になることができない」という意味ですが、経済的裏付けを確立させることが人生でどれだけ大事か、お分かりいただけたと思います。

来週は第二の財務諸表『損益計算書』の仕組みを学び、利益の種類や意味、利益と財産の関係、良い会社の財務状態、伸びる会社の利益配分について学ぶので、どうぞお楽しみに。


さて、FUNのみんなは今頃油山にこもって、熱く感動的な語り合いの時間を共有しているのでしょうが、僕は「下界」にいます。

帰ってパソコンを立ち上げてみると、ある社会人の方から、「営業、断られてばかりです。もうやめたいです。きっと、自分には向いてなかったんでしょう」というメールをいただいていました。

ということで、今日は「営業と拒絶」について考えてみましょう。



「毎日、断られてばかりです」。

…ほぉ。

「断られる」って、どんなことを言うんでしょうか。大半の営業マンにこういう質問をしてみると…。


「今、時間がないんだよ」

「話は分かるが、資金的な余裕がない」

「メリットは分かるが、今は必要ない」

などと言われ、「契約なし」でトボトボと退散することを言うみたいです。



でも、僕は疑問です。これのどこが「拒絶」なんでしょうか。

僕が大学を出ていないためか、はたまた知恵が足りないのか、それとも一般常識が身に付いていないためなのか…。

こんな言葉がなぜ「断り」なのか、どうしても理解できません。



「だって、金(時間、必要)がないって言ってるじゃないか!」

「だから契約してもらえなかった。これが拒絶じゃなくて、何が拒絶なんだ!」

「じゃあ、あんたは、断られない自信があるのかよ?もしあったら、100万もらうぞ!」



いいでしょう。僕には断られない自信があります。

もし、以下に書くことに納得したなら、逆に僕が、100万円もらいますよ?

「人を疑う者は罰せられ、カネがかかる」ということを後悔しませんね?

…よし。



その①、「時間がない」。

「時間がない」そうですよ、「時間がない」。聞きました?

これって、なんて役立つ、素晴らしい情報でしょうか。



企業経営において「時間がない」という状態を招来する要因は、

①不良棚卸資産が販売活動を圧迫し、利益率が下がったため、目先の営業目標ばかりに囚われるようになり、自分が何をやっているのか分からなくなる。

②負債や乏しい現預金によって精神的な余裕がなくなり、仕入れにおいて「機会損失」が頻発し、「今やっていること」の結果を漠然と「無駄(損失)」ではないかと想像してしまう。

③社員か提携先の状態が最適の状態になく、人的資源が不足しているか、あるいは「そうあるべき状態」に比して大幅に超過している。

といったものが考えられます。



「時間がない」とは、「一人の担当業務が多い」、「利益が上がらず、量か回数で帳尻を埋めねばならない」、「借金返済か経費支払いの期限が迫っている」という結果です。

「時間がない」という言葉と、相手の業態や商品構成、価格帯、人員配置、販売動向を掛け合わせてみれば、「時間泥棒」たる主犯の姿が見えてきます。

だから、「時間がない」とは、できる営業マンにとっては、この上なく役立つ「トップシークレット級」の情報です。それをタダでくれるなんて、なんと有り難い店長さんでしょうか。

感謝しても足りないくらい有り難い「次の宿題」をくれたのに、これを「拒絶」だと思うなんて、なんともったいない「散歩」をしているのでしょうか。

「全ての仕事は、問題解決だ。人の悩みを喜びに変えるために、今の勉強をやっているのだ」ということは、FUNでは1年生でも知っています。

相手が「問題」を教えてくれるなんて、これは感謝しないわけにはいきません。



その②、「カネがない」。

「金がない」。素晴らしい。

金がないなんて、時間よりももっとリアルに問題の所在を示してくれる、有り難い情報です。

企業経営において「金がなくなる」のは…

①投資が回収を超過するか、回収が投資に満たない場合(要するにどっちも同じ)で、販売計画か市場調査が不適切で、価格設定が妥当でない。

②自己資本が目減りし、負債が増え、金利負担が増えて「資本コスト」が上がりながらも、棚卸資産の回転が思うように進まず、固定費の出費ばかりかさんで、「出超」の状態が持続する。

③金払いの悪い客ばかり集めたため、「売掛金」や「受取手形」ばかりで売上を計上し、キャッシュフローの回転が悪いために現金が十分に回収できず、「買掛金」や「支払手形」が増え、フリーキャッシュフローが目減りしていく。

という場合などに、よく起こります。


「金がないって言ってるんだよ!」といきり立つ店長さんのお店を遠くから1時間ほど観察してみれば、社員の動きや客の入り方、動き方、買い方、出方などから、「なぜ金がないのか」の原因を推測することもできます。

あるいは、曜日ごとの力点をチェックし、営業時間の設定方法を調べ、店長の願いと顧客の願いの「ギャップ」を計算してみれば、「金がなくなっていく理由」も推測できます。

即ち、「付き合わなくていい負債」と「増やすべき資産」としての時間、努力、客層、商品などを推測できます。

後日、推測結果からまとめたデータを店長の取材結果と突き合わせてみれば、「なぜ金がないのか、どうやったら金が入り、残り、増えるのか」のアイデアが出てきます。

「金がないって言ってるだろ!」

…本当に有り難い情報です。ありがとうございます。なぜ、これを「断り」だと考えて、勝手にお客さんを見捨てて帰ってくるのか、理解に苦しみます。


ということで、「時間がない」、「金がない」は、根本的経営資源の枯渇を意味する声なので、本人の自覚の有無によらず、あるいは「社交辞令的な断り文句」として建前でそう言っているだけにしても、これは大変貴重な情報であることが分かります。

これらのどこが「断り」なのか。

お客さんは悲鳴を上げて、問題の所在を「これなんだ、これが原因なんだ」と告白してくれているではありませんか。

お客さんは、一度も断ったりしていません。断ったのは、「ダメ営業マン」の方です。

一度可能性を感じ、応援しようと思って立ち寄ったのに、「時間がない」、「金がない」と聞いただけで、さっさと見切って「やっぱダメか」なんて、なんと冷たい仕打ちでしょうか。

ダメなのは、そんなダメ営業マンです。ダメ営業マンがダメたるゆえんは、まだ断られていないのに、先に自分で勝手に断ってしまうからです。

財務諸表の基礎資料3つ(貸借対照表、損益計算書、キャッシュフロー計算書)を徹底的に頭にインストールし、相手の業態や商品構成、価格帯、人員配置、業者の出入り、決算月などから、総合的に「儲けのプロセス」を描いてみましょう。

すると、「あるべき経営状態」と「今の経営状態」をつなぐ、有り難い「ギャップ」の存在が見えてきます。

ギャップとは、理想と現実を「隔てるもの」ではなく、「つなぐもの」です。

それが「隔てるもの」だと思っているうちは、人は人間不信に陥り、自らチャンスを蹴っ飛ばしてしまうだけで、「つなぐ」、「つながっている」と思ってもらうことが、最初は大事です。

そうとさえ分かってもらえたら、あとは長期展望、中期計画、短期計画をそれぞれ決定し、自分が扱う商品を組み込んで、相手が理想とする経営状態を実現するお手伝いを始めるだけ。

二度や三度「時間がない」、「金がない」と言われたなら、それはますます、経営問題の所在を強調してくれているに過ぎません。

人は自分が抱えている悩みを、案外正確には認識できていないものです。ほとんどは、感覚的、表面的、結果的な要素をもって「問題だ」と錯覚しているものです。

しかし、本当の問題は「会計的、長期的、原因的」に考えてこそ、突き止められるもの。

相手が発した情報が「時間がない」、「金がない」という短い声に過ぎないとしても、そういう部分的な要素から、考えられる原因を推測し、お客様の立場に立ってソリューションを提示し、達成まで粘り強く可能性と付き合うのが、トップ営業マンです。

そういう「ちょっとした情報」は、ダメ営業マンもトップ営業マンも等しく受け取っているもので、相手の反応にさほど差はないのですが、「受け止め方」で差が開きます。

できる営業マンの特徴は…

①財務諸表(貸借対照表、損益計算書、キャッシュフロー計算書)が読める

②会計的合理性をもって、長期展望と短期計画をつなぐことができる

③お客様の立場に立って、本当の幸せや喜び、成功を描ける

というもの。



そういう確信とビジョンがあるからこそ、「時間がない」、「金がない」という言葉でさえ、貴重な情報となるのです。

受け止め方次第で、人生に起こることは、どんなことでもチャンスになるのが、よく分かりますよね。

よって、できる営業マンにとっては、営業において「拒絶」など存在しないのです。自分がその可能性を拒絶しない限りは。

営業って、人間的に深い部分で成長できるし、人脈・経験・信用・実績を築けるし、実地のモデルで会計やコンサルティングが学べるし、儲けて喜ばれるし、なんて素晴らしい仕事なんでしょう。

こんな仕事が「楽しくない」という人は、よっぽど「できない考え方」をしているだけです。まだ断られていないうちに、自分からチャンスに「お断り」の返事をしないよう、注意したいものですね。

ということで、今日は「FUN営業塾」で随分前にご紹介した「拒絶の本質」についてご説明しました。

福岡女子大のI沢さん、☆さん、Y本さん、D長さん、H口さん、筑紫女学園大学のA木さん、福岡大学のI上さん、「営業」って、面白そうでしょ?

営業と会計が分かれば、仕事の成功も経済的な成功も、ぐっと近付きますよ。会計の勉強が終わったら、次はぜひ、営業について学びましょう。

社会人の皆様も、学生の皆様も、日々トップ営業マンに近付いていかれるよう、陰ながら応援しています。