クロス円の日足チャートをみると下落傾向を示すものが多く見られます。
主人公のユーロ円と同様に下落が目立つのが資源国でもあり金利の高い通貨の豪ドル円やカナダ円で、現在のサポートを下抜けするともう一段の下げ余地がありそうです。
既に、キウイ円やランド円はほぼ安値圏まで下落してきた事で、これらの後追いの形になる可能性があります。
10月31日に実施した介入が長い上髭を伸ばしてしまった事で天井感が出てしまったかもしれません。
ユーロ円は76.4%の103円30銭付近を抜けると最安値の100円80銭。
豪ドル円も76.4%の74円90銭がサポートとなり、このレベル抜けると前回の安値である72円付近まで目立ったサポートがみられません。
いずれもネックラインを越えてきており、一目の雲の下限を下回りベアトレンドが継続とみます。
ただ、この目安はもう少し長いスパンのもので今日明日の動きにはダマシが多くなりそうなので注意が必要です。

