今朝10時半近くに実施した為替介入(週間セミナーでは9時半と話しましたが10時半の間違いでした。申し訳ありません)はどうも押し上げから買い支えに転じたとみられ殆ど日中は固定相場の様な状態になりました。
これまでの介入は一時的に買いを入れて後はお終いといった形だけの介入の様なやり方でしたが、今回は少し違うようです。
買い支えているかもしれません。
今日の海外で再び押し戻されてしまえば今後は更に円高が進むことになるため、何とか今日は80円台でNYを引けたいところかもしれません。
しかし、今日の介入はやや驚きでした。
今週はFOMCでもしQE3を実施するか或いは近々その可能性を示唆すればドル売りが加速する事は明白です。
また、米国雇用統計が予想を大きく下回ればそれもドル円を売る切っ掛けとなります。
ECBが利下げを行えばユーロ円の売りが強まりドル円も売り仕掛けが入り易くなります。これらのリスクを知った上で介入を行ったのは単なる政治的なパフォーマンスなのか、或いはドルが売られないという情報を予めもっているのか。
どちらにしても今日1日のドル円の動き、そして海外からの要人発言が今後の動きを占ううえで重要です。