結局EU首脳会議の最終結果は26日に持ち越されたことから市場もはしゃぐにはしゃぎきれないといった動きのようです。
決して市場の期待した結果を満足させる内容とは言えないまでも前向きに欧州債務リスクを回避させようとする動きは評価されるものです。
東京市場で買われる時というのは欧州市場で逆の動きになる事があり注意が必要です。
ただ、東京の安値レベルを下回らなければ再度ユーロは上昇に転じるとみます。
ドル円はクロス円の上昇に支えられている事から底堅さは見られますが、どこかで下値を再度試そうという流れはまだ残っていると思われます。
ただ、今回の安値更新はダブルノータッチオプションの関連で無理やりつけに行ったという話がかなり広がっています。
もしそうであれば、76円の底は寧ろ固くなったと考えてよいと思います。