日銀の白川総裁が午前中に挨拶をし、この時に何らかの円高対策を期待したところもあったのか失望感からの円買いが強まったようです。
スイス中銀の様な円高を阻止する新たな対策を期待していたというのはどうかと思われますが、それでも円買いを仕掛けるにはいいタイミングだったかもしれません。
特に独仏の意見の対立が明らかになった事から23日のEU首脳会談を前に一旦は売り込み易い状況となっています。
ただし、この動きは短期的なものであり突っ込み過ぎた場合には寧ろリバウンドする可能性が高いとみます。
ユーロ円の104円75銭付近が抜ければ104円が意識されそうですが、かなり固いレベルであり、一旦は買い戻しの動きがみられるかもしれません。