要人発言待ち | 岡安のFXブログ レグザム・フォレックス

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-~ 岡安式相場の読み方 ~

ドイツとフランスの意見がなかなか合わずに難航しているようです。
今日は独仏首脳だけではなくEUのファンロンパイ大統領やラガルドIMF専務理事も協議に加わりEFSFの機能強化について話し合われているようです。
サルコジ大統領は先ほどの会合でECBのEFSFへの役割を巡り意見の対立がある事を明らかにしました。
かなり突っ込んだ話がされていると思われ、解決に向けて何らかの策を出そうと真剣に動き出している表れでしょう。
昨日の市場はユーロやドル円だけではなくクロス円全般にもみ合いとなり次の一手待ちといったところで、今はあまり動かない方がよさそうです。
今日は日銀の支店長会議が始まりますが、円高対策として政府はドル融資枠を7.7兆円から10兆円に限度額を引き上げる事を昨日発表しました。
新たな対策が期待されましたが結果的にこれまでと大きな差はない事からドル円には特に影響が見られませんでした。
今日は独仏首脳とIMF専務理事の会談や欧州時間にはECBのトリシェ総裁の講演もあり要人発言に注目したいと思います。