昨日のユーロの下げをみていると意外に下げの余地がないといった印象が残りました。
ギリシャ問題も確かに信任案が通過しIMFやEUがギリシャの提案した追加措置を受け入れた事もありますが、それにしてもユーロを本格的に売り込む勢いはみられません。
5月23日に付けた安値1.3970をつけて上昇し、次の安値が1.4070で今回の下げは1.4230付近で折り返すなど底が徐々に切り上がってきています。
来週の28日のギリシャ議会で法案が通過するまでは少なくとも積極的に買いを入れにくく、寧ろ下値リスクが燻ります。
しかし、それでも1.4ドルを割込むというのはこの時点では難しくなったようにみえます。
