クロス円の売り強まる | 岡安のFXブログ レグザム・フォレックス

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-~ 岡安式相場の読み方 ~



昨日はドル安中心に長い下髭を伸ばした実体の短いトーソク足で終わったクロス円でしたが、今日は昨日の下値を再度試すようにクロス円を中心に売りが強まりました。
ドル円だけは昨日の安値とほぼ同レベルの82円96銭まで下落する面合わせの動きになりました。
この82円95銭レベルはフィボナッチの38.2%戻しにあたり(朝方は23.6%戻しと間違って書いてしまい申し訳ありません)、可也強い支持線になります。
クロス円の下げがもう一段なければ簡単には抜け切れないとみています。
このまま上昇するようであればダブルボトムを形成して来週は寧ろ底堅い動きになるとみています。
ユーロやポンドは対ドルでは殆ど高値でのもみ合いが継続している事から、特にドル円での材料があるわけではなく、短期の仕掛けとみてよさそうです。
G7では野田財務相が協調介入に対し感謝の意を表すとともに、昨日の発言通り今後の協力を要請したとの事で、市場の反応は限定的でした。
豪ドルは中国のGDPが予想の9.4%を上回る9.7%となった事で一層の引き締め警戒感が出た事で売りが先行。
ただ、上昇トレンドを買えるような動きは見られず調整の売りとみてよさそうです。
クロス円は全般に先日の安値を越えて行くようであれば要注意です。