税制改革大綱でFXに変化 | 岡安のFXブログ レグザム・フォレックス

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-~ 岡安式相場の読み方 ~

昨日の日銀決定会合をみても日本の低金利政策はまだまだ続くとみられ、外貨投資はより活発になると考えられます。
既に、外貨預金や外貨建て投信MMFなどが増えているとのことです。
外貨投資であればクリック365や大証FX、更に店頭FXでも良いわけですが、その違いについて考えてみます。


自分で運用はしたくないが、少しでも利回りの良いモノに投資したいという人は外貨預金や外貨建投信などにお金を預けます。
その中でも少し投資に興味があり知識が増えてくると手数料の有利さや出し入れ自由な上場FXに移してくるのではないでしょうか。
更に、もう少し調べていくと更に手数料が安くて(無料)キャンペーンなどの魅力にひき寄せられて店頭FXに口座を開く人が多いようです。
そのような人達は殆どレバレッジを使わずにただ外貨を買って置いておく人達です。
外貨預金や外貨建ての投信にお金を預けている人たちの多くは何故か為替リスクがFX取引よりも低いと考えていると聞きましたが本当でしょうか。

税制改革大綱で変わるもの
クリック365や大証の様な取引所取引でFXを取引する人達の多くは店頭取引でお金を預けていると倒産したら戻ってこないリスクがあると考えている人がいると聞きます。
店頭取引は既に信託する事を金融庁から指導されている事からその心配はもうありません。
それともう一つの取引所取引を使う大きな理由が税制優遇でした。

分離課税であれば最高税率20%という事で高収入の人は手数料を払っても取引所取引を選んでいました。
また、損失も3年間っ繰り越しが出来ることになります。

今回の税制改革大綱では店頭取引が2012年度から同じ分離課税が適用されることにほぼ決定しました。
これにより、取引所取引から手数料が無料の店頭取引に可也の人が流れ込むと期待されます。

ただ、自分で運用したくない人達の資金は外貨預金などにそのまま滞留すると思われます。
なんだかもったいない様な気もします。