しかし、昼過ぎにNZドルが急落。S&Pが外貨建てソブリン信用格付けを安定的からネガティブに引き下げた事が原因でした。
上値抵抗線であった65円を抜けたことで上昇期待が高まった直後でもあり、カウンターパンチを貰った様なものでした。
しかし、この時点で何故NZの格付けを引き下げたのか理解に苦しむものであり、流れとしては下げたところ拾ってみたいところです。
キウイ円では64円ミドルがサポートとみられます。
ただ、次に65円30銭を抜けきれないと63円~65円のレンジに逆戻りになりかねません。
今週は感謝祭を控えて流動性が乏しく成る事から一つの材料が極端に反応し易く成ります。
FOMCが感謝祭前というのも荒れ模様になる前兆にも見えます。
今年はまだユーロや中国、そしてFRBの金融政策等動く材料は十分ありそうです。
ドル円は年末までに86円を目指す展開があるとみています。
9月15日に86円手前まで上昇し、道筋は既にできています。
このレベルは5月に付けた高値94円97銭と11月に付けた安値80円23銭の38.2%戻しでもあります。
9月15日から安値の11月1日までひと月半で、そのひと月半後が12月中旬になります。サイクルが同じとすればその頃が高値を見に行く時かもしれません。
