米国の緩和策に対して早期利上げの可能性を示唆したことでユーロは再び上昇に転じました。
ベア派にとっては意外な展開であったと思います。
前回ユンカーユーロ議長が1.4ドルは望ましくないと言及した事もあり、一つの節目として意識されるレベルです。
このレベルを超えていくのは簡単ではないでしょうが金融緩和からのドル売りの流れとユーロの利上げ期待からユーロは再度1.4を試しに行くとみます。
ドル安が今後も継続するのであればギリシャ問題が拡大する前後の1.5ドルとはいかないまでも、その中間にあたる1.44ドル付近(76.4%戻し)がレジスタンスと見られます。
ただ、それまでには欧州サイドから色々なところで通貨安発言が出そうです。
