日銀の白川総裁や海江田経済相などが為替に関するコメントを述べても市場は殆ど反応しませんでした。
寧ろ、ドル円はずるずると売られ84円割れを狙っているように見えます。
黙っていると売りが強まるといういつものパターンが続いています。
ただ、今朝も書いたように外貨投資の動きも84円割れ辺りには出てくる可能性もあり下落幅は限定的と見ています。
また、調子に乗って売りこめば介入の可能性も十分考えられます。
前回の介入らしきものはどうもなかったかも知れません。
自債に介入という事であれば、この戻しをみた場合「失敗」という事になるのではないでしょうか。
いずれにしてもドル円は余りエキサイティングな通貨とは言えないかもしれません。
その点最近のユーロドルの値動きの方が面白そうです。
1.3330を底にして上昇してきており、その上昇トレンドは継続しているとみます。
直近のサポートは1.34ドル付近とみます。
このレベルで跳ね返されるようであれば1.35ドルを再度試しに行き、抜けてくれば1.66ミドルが次のレジスタンスとみます。
勢いがあれば1.37ミドルと見たいところですが、一気には難しいかもしれません。