日経平均が久しぶりにプラスで終わり円も反落。
朝方からドル円は84円前半でもい合いが続いていたところで、菅首相が円高対策の対処方針を表明するとの報道。
これを受けて円は全面的に売りが強まりドル円は84円83銭まで上昇。今日のNY市場では米国GDP改定値の発表やバーナンキ議長の講演を控えポジション調整的な買い戻しのようにも見えます。
GDPにしろ、バーナンキ議長の講演にしろ、ドル安へのリスクが高いことから戻し売りを狙う動きも見え隠れします。
菅首相が円高への対策として、最も期待されるのは「円高阻止のため介入も辞さない」とはっきり明言する事でしょう。
それには米国や欧州からのコンセンサスを得ているかどうかも注目されそうです。
それ以外の対策をいくら並べたとしても市場への影響は限定的となりそうです。