先ほどドル円は８５円を片足だけ割り込み８４円９８銭を付けました。
一方でユーロドルは1.3030まで下落しドルは上昇。
クロス円の売りがドル円を押し下げている事になります。
ドル円単体の売りは余り見られず、ストップそれ程ないようです。
じりじりと真綿で締め付けるようなドル円の下落が続く場合、介入を行うにもタイミングは非常に難しくなります。
このような下げ方は売るに売れない、買い戻すにもタイミングがなかなか取れない嫌な下げ方といえます。
これからは口先介入などが増えそうですが、戻しを狙った売りが増えそうです。
ドル円は84円79銭を超えるかどうかで、流れが変わる可能性もあり、このレベルはドル円にとっては大事な正念場といえます。
クロス円の投げも一部見られ、この動きが本格的になるとドル円の下げも加速する可能性もあります。
今日のＮＹダウの動きとクロス円の動きには注意が必要です。