米国経済は思ったより悪くない? | 岡安のFXブログ レグザム・フォレックス

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-~ 岡安式相場の読み方 ~


昨日発表された米国7月ADP雇用統計は4.2万人となり市場予想3.3万人を上回りました。
その後発表された7月ISM非製造業景況指数も54.3と予想された53.0を上回り7カ月連続で抗悪分岐点の50を上回りました。
また、雇用指数も50.9と前回の49.7から拡大するなど、明日発表の米国雇用統計も期待が高まったことからドルの買い戻しが強まりました。

昨日の数字だけで判断するのは早計と言われそうですが、4-6月は欧州危機や政府支援策が終了したが大きく影響した期間です。
依然としてその影響は残るものの、7月はその最悪期を過ぎた最初の月ということから、今回の数字はその兆しとも取れます。
明日の雇用統計では予想通り6-7万人の減少となったとしても、市場が前向きな捉え方をするようであれば米国金融政策にも変化が見られるかもしれません。