
ドル円は先週金曜日のNY時間に91円80銭付近で跳ね返され、昨日の東京時間に再度91円77銭と安値を超えたものの抜けきれませんでした。
そして、昨日のNY市場でも91円84銭で跳ね返されるなど、三度91円80銭付近で跳ね返されトリプルボトムを形成したようにもみえます。
ただ、上値も92円70銭付近でも三度跳ね返されていることから91円70銭から92円70銭のレンジに入ったとみた方が適切かも知れません。
結局ドル円は93円を挟んでのもみ合いからレンジが1円程下がっただけということもいえそうです。
ユーロ中心の相場が続く間はドル円のレンジ相場が続くとみて良いかもしれません。
<ユーロ>

昨日はユーロドルというよりもユーロ円のショートカバーの動きが目立ちました。ただ、短期での下降トレンドラインで上値を抑えられていることから、依然ダウントレンドは変わらずとみて良いでしょう。
<ユーロオージー>
今日の朝刊でユーロオージーが買われているという記事がみられました。
ユーロ以上に豪ドルが売られるのは奇妙な現象と書かれていましたが、この動きは短期的な買い戻しとみて良いと思います。
週足のユーロオージーを見ると分かるように、2008年10月のリーマンショックを天井にその後一貫して下落傾向が続いています。
ただ、今月に入り1.40ドルを下回ったことで最安値更新したことで買い戻しの動きが入ったとみられます。
この買い戻しが終る時はユーロ不安が払しょくされ、豪ドルが再び買いが強ま時かもしれません。
