「元気なポンド」 | 岡安のFXブログ レグザム・フォレックス

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-~ 岡安式相場の読み方 ~

ギリシャ問題で不安定な動きが続いたユーロも今日の東京時間では20ポイント余りの小幅な値動きに終始。
他の通貨もほとんど開店休業状態でした。
その中でポンドだけが気炎を上げています。
欧州勢はポンド売りからスタート。1.52ミドルを挟んで15ポイント程の狭い値動きから一転。強いサポートとみられた1.52ドルを割り込み一旦は戻されたものの、再び売りが強まり15160付近まで下落。
きっかけはセンタンスBOE政策委員が「景気2番底をつけるリスクがある」と発言したことで売りがでたようです。
それ程影響のある発言とは思えません。
仕掛けの可能性が高く、往って来いの動きになるかも知れません。
ただ、他の通貨の動きが鈍いところだけに意外に深くなるかもしれません。
このレベルはFOMCの発表からドル売りが始まったレベルでもあり、やや意識されたようです。
ここを抜けると強いサポートとみられるのは76.4%戻しの1.5070付近となります。NY市場で再び公定歩合引き上げの話などから、リスク回避の動きが強まるのか、あるいは金利差からのドル買いが強まるのか。
週末はポジション調整の動きも入り荒い値動きになる可能性もあり注意が必要です。

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