多分、私じゃなくていいね
余裕のない二人だったし
気付けば喧嘩ばっかりしてさ
ごめんね
ずっと話そうと思ってた
きっと私たち
合わないね
二人きりしかいない部屋でさ
貴方ばかり話していたよね
もしいつか何処かで会えたら
今日の事を笑ってくれるかな
理由もちゃんと話せないけれど
貴方が眠った後に泣くのは嫌
声も顔も不器用なとこも
全部全部 嫌いじゃないの
ドライフラワーみたい
君との日々も
きっと
きっときっと
きっと
色褪せる
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✳︎ Taka (cover)✳︎
胸に抱いた花束を
愛おしそうに
そっと 嗅ぐ君は
しあわせの
一輪だった
僕の心の花びらを
時の流れと忘却が
無機質な様相で ー
愛を知った
蒼白の薫りまでも
色褪せた手で
むしっていくみたいだ
ー 僕は思う。
〝 今まで ありがとう 〟
真っ直ぐに
本心を届けることができた
ひと握りの幸せ、
この事実だけは
ずっと、ずっと、
ずっと
僕のなかで
いつまでも 色褪せない。