他の声とまんまる 1971 | 猫神佐殿の音楽ブログ

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月琴の猫神 ~ForeverLasting~

本年2回目の「猫神ホラーツアー」です。「猫神ホラーツアー」はビートルズの「マジカル・ミステリー・ツアー」から拝借しているホラー度の高い場所や神社仏閣等を巡るツアーです(心霊スポット巡りではありません)。

 

 

今回のGW後半の南信州飯田市の元善光寺です。善光寺参りで有名な長野市のほうはすでに2回行ったことありますが、「善光寺と元善光寺と両方にお詣りしなければ片詣り」といわれているので行ってみました。

 

こちらはもともと坐光寺と呼ばれていましたが、勅命により本尊が遷座され、長野市の方が善光寺と名付けられたことから、坐光寺は元善光寺と呼ばれるようになりました。真っ暗闇の地下回廊の戒壇巡りはこちらにもしっかり完備されているので、どちらもお勧めです。

 

 

ジムがいないんじゃねー

 

 

ドアーズについては1st、2ndが大好きで、まるで江戸川乱歩の短編集のような「あやかしの世界」と共通する音世界には非常に惹かれたものです。この2枚はサイケデリック時代の名盤だと思っています。

 

改めて考察してみるとなかなか「へんてこ」なバンドであったと思います。正規ベーシストの不在や、ギタリストがフラメンコ出身だったり、淫靡な歌詞と妙にポップな曲が同居していたりと、おもちゃ箱の中の万華鏡のような音楽でありました。

 

 

ドアーズは、リーダー格のレイ・マンザレクとバンドの顔であるジム・モリソンの志向から曲調が暗く大衆性に欠ける面もありますが、一方でロビン・クリーガーのポップ系ヒット曲とのバランスが絶妙であり、さらにジム・モリソンのカリスマ性も加わって人気バンドとなったのでした。

 

画像はジム死亡後、後任ボーカルを入れずに残ったメンバー3人で制作された2枚のアルバムの内の1枚ですが、すでに神通力を失ってしまった両アルバムは商業的に失敗し、モリソン抜きではドアーズたり得ないことを証明することになってしまいました。

 

 

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今年初のライブは「月琴の猫神」!

令和5年6月3日(土)

巣鴨 獅子王 ※ 出演は17時40分~です。

受付で猫神を観に来たと申し出てください。

 

 

あやかしの世界を感じてみてください。