健一は何が起こったのか咄嗟には理解出来なかった。


しかし美紀が生死の境を彷徨っているには確かだ。


このまま出血が続けば、美紀は間違いなく死ぬ。


‥誰かに救いを求めねば‥。


くそ!!!


健一は、一時その場を離れ、急いでフロントに電話をする。


「屋上に怪我人が‥早く応急処置をお願いします!」


とは言ったものの、もう手遅れになる事を半分、覚悟をしていた。


健一は何をすればいいのかよくわらかない状態に陥っている。








しばらくして、フロントと救急隊員が現場に駆けつけ




対処を行った。









必死の救命処置も、虚しく、美紀は、天に召された。






最期の言葉が、健一の頭の中を埋め尽くしている。






しかし、健一には更に過酷な運命が待っていた。











「今から警察署までご同行願いたい。」