【民法】


『自分で使った本その1』→入門民法(全)


たしか、「その1.01」あたりで説明したと思う。講義が無いなら無理です。

辰己のクラスで採用されてるのも、講義があるから可能なのです。

『自分で使った本その2』→内田民法

凄くオススメしたいんだけど、何せ、記述が丁寧で細かい。

つまり、読みきるのに時間がかかりすぎるのが難点。

民法1 第4版/内田 貴

個人的な見解なんだけど、内田先生はその講義そのものを

録画してDVD化したら無敵だと思う。債権法改正が終わったら

またどっかの大学に行くんだろうし。

『オススメ』→該当なし。内田か川井の好きなほう!

このブログで独習用に紹介する、という意味では、特にオススメは

無いものとして良いと思います。内田・川井のどちらかを買えば良いはずです。

ちなみに川井はこれ↓

民法概論 1 民法総則 第4版/川井 健

民法入門、とは違う。確か入門のほうは薄すぎて何がしたいのか

よくわからなかったので、おすすめしません。

【民訴】

『自分が読んだ本その1』→講義案

講義案はオススメ。記述が簡潔だし。ただ、試験対策となるとメリハリが

無く、ちょっとその切り分けが独習では難しいと思われる。

『自分が読んだ本その2』→講義・解説民事訴訟法(藤田)

講義 民事訴訟/藤田 広美

解析 民事訴訟/藤田 広美

内田民法の民事訴訟版・・・ということで、分量が多すぎて読みきらなかった。

独習・速習の効率から見ると、良くない。が、「解析」の方は問題と解説がついた

演習本的位置づけになっているので、セットで使う余裕があればいいと思う。

『オススメ本』→講義案。

伊藤眞先生の基本書も推す声が多いが、藤田先生がちゃんと旧訴訟物理論で

書いてくれたので、伊藤<藤田。

加えて、「本気なら、重点講義(高橋)」という意見も多いのだが、このブログの

「独習・速習」という観点から言うと、その分量の問題から、「高橋<藤田<講義案」

になってしまう、ということ。

もちろん、どれも良い。東大ロー生の友人から言わせると、どうやら高橋はマストらしいし。

ただ、藤田レベルを読み込まないと論文答案が書けるようにならない、という

わけでは全く無いわけで、まず講義案でOK。論文をやりながら、余裕があれば、

そして合格後に、藤田、高橋を埋めれば良いだけの話だと判断した。

【商法(会社法)】

『自分で読んだ本』→神田会社法

これはオススメ本。全エントリーで紹介されていたもう一方の「リーガルクエスト」を

推す人も居ますし、「論理を飛ばしすぎてダメ」という感想ももたれますが、そうでも

ないよね~と思うのは元々経済学とかが好きだから、自分にあってるんでしょう。

会社法 第12版(法律学講座双書)/神田 秀樹
毎年改正されるから注意。


『オススメ本』→リーガルクエスト会社法


会社法 (LEGAL QUEST)/伊藤 靖史

で、いかにも神田会社法をオススメするように言っておきながら、

結局はこっちです。


理由は簡単、神田会社法がちょっと難しいといわれているから。

自分は今までの勉強の過程でファイナンス系の損得イメージを掴みやすい方

だと思うので、もしそうでないなら、あるいは、入門書だけ読んだ状態から

読むならどれなんだ?という視点で選んでみました。


【商法総則・商行為】


『自分で読んだ本』→なし


『オススメ本』→近藤

商法総則・商行為法 (有斐閣法律学叢書)/近藤 光男

伊藤塾で採用。というか、まぁこれしかない、らしい。


【手形小切手法】


『自分で読んだ本』→なし


『オススメ』→田辺

最新手形法小切手法/田邊 光政

まぁこれも、これしかないから、っていう話であって。。。



次のエントリーでは、まとめ、やります。

オススメ基本書紹介の続き。


【刑法】


『自分で読んだ本』→山口刑法


これは神本だと思います。刑法学を説明しながら、現在の刑法が抱える問題点、

判例・学説の到達点や規範、それに対する批判などをしっかりフォロー。


ちなみに僕は今年のLS入試の最終まとめをこの基本書で行いました。

自分にとって、ですが、コンパクトデバイスよりもわかりやすかったということです。

刑法/山口 厚

『オススメ本』→同上。山口刑法です。


西口さんの指定している講義案は、僕の基礎講座の講師の渡辺先生も

「総論は特に共犯部分が講義案が秀逸」と言っていたのでちょっとオススメ

したいんですが、総論部分については「刑法概説」で十二分。もうクリアしてる

ものと考えましょう。


西田各論は、詳しいですが、平易でない印象です。



【刑訴】


『自分で読んだ本』→刑事訴訟法講義(渡辺)

刑事訴訟法講義 第5版/渡辺 咲子

「思い出しの総復習」としては良かったんだけど、

AAAでも『入門書』として紹介されている通り、

受験に対応したインプットにはなりません。


書き口が易しいので、基本的には好きなんですけどね。


『オススメ本』→池田・前田共著

刑事訴訟法講義/池田 修

既に入門書を何か読んでいる前提ですから、こちらが

オススメということになりますね。実務寄り、というのもいいです。

刑法もですが、前田先生という人は判例からスタートして素直な

思考過程を持っている人です。


その論理性やチューニングの巧みさから、刑法では山口先生の

本に及びませんが、どうやらこの本がオススメみたいです。



次のエントリーは民事法。

前回エントリーの続きです。


【まとめ。結局どれがオススメなのさ!】

自分が読んだ本にバイアスがかかる可能性がありますが、

ここまでの情報から、各法律でまとめてみます。


まず公法系から、各科目、①自分が使ったことのある本、②独習者にオススメの本の

順番で載せていこうと思います。


【憲法】


『自分が使った本』→芦部憲法

憲法/芦部 信喜

学部時代に第3版を使用。充分わかりやすいような気がするが、

なんだか記述が古かったり、高橋先生という、原著者と違う人間が

改訂を続けているので、ごちゃまぜの部分があったり。



『現状のオススメ』→芦部憲法


・・・って、一緒かいっ!!っていう突っ込みが入りそうですが、

あくまでも基本書で選ぶなら、今はこれでいい。


細かくはAAA司法試験基本書ガイドを参考にして欲しいですが、

まず、いわゆる「四人組」が辞書本で人気があるとされています。

(LSでも教科書として採用も。)でも辞書本だから厚すぎ。


そしてその著者の一人高橋先生が書いたのが、前エントリーで

言及されていた「立憲主義と日本国憲法」。こちらは、まだスタンダード化

していないのが難点。


憲法学は、やはり芦部先生の記述が出発点になり、発展している都合で、

訴訟における憲法理論や論文試験の筋道も、LSレベルではまだ芦部憲法を

基本にしていると思われます。


上位ローを目指すなら4人組ですが、本ブログのコンセプト上、まだ芦部憲法、

ということにしておきます。



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【行政法】


『自分の読んだ本』→行政法要論(原田)


行政法要論/原田 尚彦

でもね、「読んだことある」ってだけで、正直読みにくかった。

前まではスタンダードだったらしいけど。前述した「行政法入門」を

書いた藤田先生のものにすればよかった…


…と、思っていたのだけど、そんな矢先に出て、一気に話題を

かっさらったのが次の本で、しかも、オススメ。



『オススメ本』→櫻井・橋本


行政法/櫻井 敬子

まだ読んだことはないですが、LS入学までに読むと心に決めてます。



次のエントリーは、刑事系、いきます。