俳句を作ったことはある?
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「俳句の日」
「俳句の日」は、正岡子規(まさおか しき)研究家で俳人の坪内稔典(つぼうち としのり)らが提唱し、1991年(平成3年)に制定。
「俳句記念日」は、俳句作家の上野貴子(うえの たかこ)が主宰する「おしゃべりHAIKUの会」が2014年(平成26年)に制定。
日付は「は(8)い(1)く(9)」(俳句)と読む語呂合わせから。
句会などを通して、俳句の楽しさ・奥深さ・季節感の大切さなどを知ってもらうことが目的。記念日に合わせてイベントや大会などが開催される。
「俳句記念日」は一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録された。
「おしゃべりHAIKUの会」は、俳句会として1999年(平成11年)に上野貴子により発足した。
初めはFaxでの通信句会だった。
その後、2004年(平成16年)に三軒茶屋での「おしゃべりHAIKUの会」句会開催を契機に俳句会として新たに創設された。
東京都世田谷区三宿に三茶オフィスを置く。
俳句集をまとめたり、個展やイベント、俳句講師養成講座の開催などを行う。
※俳句について
俳句は、主に五・七・五の十七音で表現され、「世界一短い詩」とも言われる。
江戸時代に俳諧が流行し、最初の五・七・五の発句を重要視したのが松尾芭蕉(まつお ばしょう、1644~1694年)である。
芭蕉の有名な句として「古池や蛙飛びこむ水の音」がある。
そして、明治時代になると正岡子規(まさおか しき、1867~1902年)によって近代の俳句が確立された。
生涯に20万を超える句を詠んだ子規の作品のうち最も有名な句として「柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺」がある。
上記の芭蕉の句と並んで俳句の代名詞として知られている。
「俳句を作る」ことを「俳句を詠む」と言うが、「詠む」はもともと「読む」と同じ言葉で、「数を数える」という意味に由来する。
現在でも「サバを読む」「票を読む」「秒読み」などの使われ方が残っている。
数を数えることが、文字を一字ずつ声に出して読み上げることに通じるとして、「詠む」は「文章を読む」という意味になった。
(雑学ネタ帳より)
「俳句を作ったことはある?」
ちゃんと「季語」まで考えてという意味で言えば、ありません。
僕に大きな影響を与えた寺山修司は、短歌(歌人)でも知られていました。
寺山修司は、いきなり短歌を詠んだわけではありません。
寺山修司好き以外の人には、あまり知られていないと思います。
短歌の前に俳句を数多く作っていた寺山修司です。
「秋風やひとさし指は誰の墓」
「方言かなし菫に語り及ぶとき」
「流すべき流灯われの胸照らす」
寺山修司の俳句を読むと、後の短歌のベースになっていた事が分かります。
例えば、寺山修司の短歌の一つ「ふるさとの訛りなくせし友といてモカ珈琲はかくまでにがし」なんかがそうです。
青森県出身で生涯青森訛りのままだった寺山修司です。
方言にプライドを持っていたというよりあくまでも自然体を貫いていた寺山修司でした。
先週、お盆前の10日〜12日にかけてゲオでは新作·準新作DVDレンタル100円セールがありました。
店頭で事前告知はしてなかったので、当日店に行くまで知らなかったです。
10(土)の夕方にゲオに行ったら新作の多くがレンタル中になっていました。
そんな中、こちらの映画をレンタルしました。
6本あるうち2本残っていました。
「キリエのうた」(2023年)
岩井俊二、原作·脚本·監督の映画です。
主演は、元BiSHのアイナ・ジ・エンドさんです。
主な共演者は、松村北斗さん(SixTONES)、広瀬すずさん、黒木華さんです。
他にも村上虹郎さん、松浦拓也さん、笠原秀幸さん、粗品さん(霜降り明星)、北村有起哉さんが出演しています。
1シーン(1パート)のみ出演の人も多く、何気にゴージャスなキャスティングでした。
ゴージャスかどうかは置いておき、児童相談所の児童福祉司役で安藤裕子さんが出演していました。
ミュージシャン繋がりで言えば、主人公のキリエ/小塚路花(こづかるか)の母親役は、大塚愛さんでした。
また、広瀬すずさん演じる⼀条逸子(いちじょう いつこ)/ イッコ / 広澤真緒里(ひろさわ まおり)の母親役は、奥菜恵さんでした。
奥菜恵さんと言えば、同じ岩井俊二監督の「打ち上げ花火、下から見るか? 横から見るか?」ですね。
ものすごく良い映画です。
「キリエのうた」公式サイト
↓
↓ 「石巻、大阪、帯広、東京を舞台に、歌うことでしか“声”を出せない住所不定の路上ミュージシャン・キリエ、行方のわからなくなった婚約者を捜す青年・夏彦、傷ついた人々に寄り添う小学校教師・フミ、過去と名前を捨ててキリエのマネージャーとなる謎めいた女性・イッコら、降りかかる苦難に翻弄されながら出逢いと別れを繰り返す男女4人の13年間にわたる愛の物語を、切なくもドラマティックに描き出す。」
僕は、↑のざっくりした内容とYouTubeの予告以外は見なかったです。
特に映画を観た人のレビューは目にしないようにしました。
約3時間(178分)と割と長い映画でした。
だいたい1時間ごとに分けて3分割で観ました。
一言で言えば、岩井俊二監督作品らしい映画でした。
それなりに期待値を高くして観ましたが、充分に期待に応えてくれる映画でした。
アイナ・ジ・エンドさん演じるキリエは、非常に良かったです。
演技力というより文字通り「キリエのうた」で観る人を引き込んでいました。
潮見夏彦役の松村北斗さんは、淡々とした感じが良かったです。
雰囲気は合っていたと思います。
イッコ/広澤真緒里約の広瀬すずさんは、いつもの広瀬すずさんでした。
安定した演技だったと思います。
寺石風美役の黒木華さんは、やはり上手いなと思いました。
「傷ついた人々の心に寄り添う小学校の教師。物語の発端に大きく関わる。担任するクラスの児童から「イワン」と呼ばれていた路花を見つけ、自宅で保護し夏彦に連絡する。」
説明は簡単だけど、この「傷ついた人々の心に寄り添う小学校の教師」の演技が本当に良かったです。
映画の予告です。
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30秒版
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60秒版
という事で、こちらの曲で終わります。
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Kyrie / キリエ・憐れみの讃歌
映画の主題歌です。
キリエ(アイナ・ジ・エンドさん)がしっかり映画の世界観を出しています。
BiSHの音楽はあまり聴いた事はなかったので、アイナ・ジ・エンドさんの歌唱力と雰囲気にシンプルに「上手い!」と思いました。
すごく良いです。
そして···
「原作・監督・脚本を手がけた岩井自らが書き上げ、映画にも使用された脚本は時系列に沿ったものであり、タイトルも違うものであったという。その脚本および映画撮影後の初期編集版を基にして、岩井自らが全10話・5時間半のドラマ版に再編集した。」とあるように、「路上のルカ」のタイトルで、2024年7月28日から29日(28日深夜)まで日本映画専門チャンネルにて放送されました。
先々Amazonプライムビデオで配信されたら嬉しいけど、期待薄です。
映画は、U-NEXTで配信されています。
まだ放送されたばかりだから未定だと思いますが、配信されたら観たい気はします。