今でも覚えてる一番幼いころの思い出は?

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「おむつの日」
愛媛県四国中央市に本社を置き、家庭用品「エリエール」のブランドにおいて赤ちゃん用の紙おむつ「GOO.N(グ~ン)」を製造・販売する大王製紙株式会社が制定。

日付は6月2日を「062」として「お(0)む(6)つ(2)」と読む語呂合わせから。
おむつを通じて、全ての赤ちゃんの幸せで健やかな成長について考えてもらうことが目的。
記念日は一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録された。
同社では、赤ちゃんとのコミュニケーションツールとして絵本も発刊している。
(雑学ネタ帳より)

「今でも覚えてる一番幼いころの思い出は?」
4歳くらいの僕です。
祖母は、僕と妹をデパートに連れて行ってくれる事が多かったです。
昔は、デパートの屋上に(小さな)遊園地、ゲームコーナーがありましたよね。

屋上の遊園地で遊び、軽食コーナーでソフトクリームを食べた事を覚えています。
クリヤーな記憶ではありませんが、↑の写真を見たら映像が浮かんできます。

実は、それより前の記憶があります。
ぼんやりしている記憶ですが、2歳くらいです。

僕は、祖父と祖母にとって初孫です。
祖父は僕が2歳半くらいの時に亡くなりました。
倒れて1週間もしないうちに亡くなったと聞いています。

祖父は、僕をすごく可愛がっていたそうです。
ぼんやりした記憶の中で覚えている事が2つあります。
1つは、祖父が農作業に連れて行った時です。

昭和50年代より前に生まれた人で、実家が農家だったり、周りに農家が多い所で育った人なら分かるかもしれないですね。

(写真は、イメージです)
テーラー(耕運機)です。
後ろに台車を繋げて使用する事が可能な車両です。
祖父は、台車に僕を乗せて自分の肩辺りを掴ませていました。
風景は覚えていませんが、祖父の身体を掴んで乗っていた事は覚えています。

テーラーに乗っていた記憶があるので、こちらの映画は祖父を思い出しました。
1999年の映画、「ストレイト・ストーリー (The Straight Story)」です。
『アイオワ州ローレンスに住む老人が、時速8kmの芝刈り機に乗ってウィスコンシン州に住む病気で倒れた兄に会いに行くまでの物語である。1994年に「ニューヨーク・タイムズ」に掲載された実話を基にしている。』
(ストレイト・ストーリー、Wikipediaより)

当時、デヴィッド・リンチぽくない事でも話題になった映画です。
映画館に見に行きました。
ストーリーが良かったのはもちろん、祖父との記憶がオーバーラップして感動しました。

あと1つの祖父との思い出です。
祖父が倒れて、祖母たちとお見舞いに行った時の事です。
祖母か叔母かは覚えていませんが、抱かれた状態で祖父に近付きました。
祖父は、僕の顔を見て手を上げて答えました。
撫でてもらったかは覚えていないけど、力なく手を上げていた祖父の姿は覚えています。

昨日、GEOでレンタルして見た「リコリス・ピザ」の事を書きました。
一緒にレンタルした映画です。
「ドライブ・マイ・カー」
濱口竜介監督による2021年8月20日公開の日本映画。村上春樹の同名小説「ドライブ・マイ・カー」の映画化作品。脚本・脚色は濱口竜介と大江崇允、主演は西島秀俊。PG12指定作。濱口竜介監督の商業映画3作目。
(ドライブ・マイ・カー、Wikipediaより)
レンタルDVDは、「インターナショナル版」となっています。
といっても、日本で公開された内容と同じだと思います。

(あらすじ)
脚本家である妻の音(霧島れいか)と幸せな日々を過ごしていた舞台俳優兼演出家の家福悠介(西島秀俊)だが、妻はある秘密を残したまま突然この世から消える。2年後、悠介はある演劇祭で演出を担当することになり、愛車のサーブで広島に向かう。口数の少ない専属ドライバーの渡利みさき(三浦透子)と時間を共有するうちに悠介は、それまで目を向けようとしなかったあることに気づかされる。
(yahoo!映画より)

『第74回カンヌ国際映画祭では日本映画初となる脚本賞を含む計3部門を受賞したほか、第94回アカデミー賞では作品賞・脚色賞を含む計4部門にノミネートされ国際長編映画賞を受賞。そのほか世界各国で数多くの映画賞を受賞し、すでに関係者の間では国際的に注目され始めていた濱口の評価を、一気に高めることとなった。』
という情報は知っていますが、およそのあらすじ程度しか事前に頭に入れてなかったです。
村上春樹さんの原作も未読です。

ネタバレしないように、映画に関する情報は見ないようにしました。
何も無い状態で見たかったからです。

179分の長編映画です。
途中、食事で中断はしたけど、ほぼ一気に見ました。

一言で言えば、「すごく良かった」です。
賞の獲得が全てではないと思うけど、カンヌ国際映画祭の脚本賞は納得の出来でした。

淡々と話は進むのに、179分が長いとは感じませんでした。
セリフが多言語で出てくるものの、それで違和感は無かったです。
というか、逆に多言語のセリフだからこそ話に引き込まれました。

西島秀俊さん演じる家福悠介の愛車、SAAB900·ターボ16の3ドアハッチバックモデルのドライバー、渡利みさき役の三浦透子さんです。
演技が絶賛されていたのは知っていました。
映画を見て、マジで納得しました。  
 
「ドライブ・マイ・カー」のWikipediaによると、三浦透子さんは濱口竜介監督の前作「偶然と想像」のオーディションへの参加を経て、濱口監督からのオファーでキャスティングされたそうです。
西島秀俊さんとの淡々としたやり取りも含めてすごく良かったです。
良い女優さんですね。

家福の妻、家福音を演じた霧島れいかさんです。
出演シーンはそう多くないですが、映画では重要な役割を果たしていました。
良くも悪くも霧島れいかさんのイメージのままだったけど、映画には合っていると思いました。

映画の予告(90秒)です。
30秒版もあります。

「Drive My Car Trailer」
海外版の予告です。
120秒で、日本の予告とは全く違う内容になっています。

最後にこちらを。

石橋英子 (Eiko Ishibashi) / Drive My Car (Kafuku)

映画音楽は、ミュージシャンの石橋英子さんが担当しています。
↑は、主人公の家福をイメージした音楽です。
良いですね。

オマケ
「ドライブ・マイ・カー」を配信しているのは、全部で5つあります。
そのうちの1つ、NETFLIXがアップしている動画で終わります。

「赤いサーブ900-家福とみさきの出会いと初ドライブ」

個人的にはかなり満足度が高い「ドライブ・マイ・カー」でした。
ただ、淡々した流れの映画が苦手な人や時短で映画を見る人には合わないと思いました。
まあ、そういった人たちは179分という時点で見ないでしょうね。