いま住みたい町はどこ?

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「アパート記念日」
1910年(明治43年)のこの日、東京・上野に日本初の木造アパートが完成した。

そのアパートは「上野倶楽部」という名前で、洋風の外観を持つ5階建て70室の賃貸アパートだった。
上野公園に隣接しており、洗面所・浴槽・電話は共同で、入浴時には居住者が実費を負担した。

実際に住んでいた人たちの職業は、公務員や会社員、教師が主で、独身者はおらず、日本人だけでなくロシア人やフランス人の外国人も住んでいた。
また、詩人の西條八十(さいじょう やそ、1892~1970年)はここで童謡『かなりあ』を作詞したと言われている。

西條八十
童謡『かなりあ』は、曲の付いた童謡として初めて発表された作品である。
この曲の発表以降、童謡に曲を付けて歌われることが一般化した。
(雑学ネタ帳より)

「いま住みたい町はどこ?」
僕は、今住んでいる区が気に入っています。
なので、「住みたい」所(町)はありません。

引用した雑学ネタ帳に出てくる童謡「かなりあ」です。
どんな歌だったっけ?と思いました。

YouTubeで検索しました。
雑学ネタ帳や西條八十のWikipediaでは「かなりあ」となっていますが、一般的には「カナリヤ」表記が多いみたいです。

ひばり児童合唱団 / カナリヤ

再生すると、「なんか耳にした事ある」と思いました。

童謡って、そんな感じですね。


良いドラマでした。

(Real Sound)

『一橋桐子の犯罪日記』写真提供=NHK

刑務所に入るための活動=“ムショ活”に励む主人公・桐子(松坂慶子)に、誰もがエールを送り続けたNHK土曜ドラマ『一橋桐子の犯罪日記』が最終回を迎えた。

“高齢者犯罪”という重大な社会問題をエンタメに昇華させる。
そんな挑戦的な試みを見事にやってのけた本作。
頼れる人もなければ、お金もない。
知子(由紀さおり)という心の支えも失い、ひとりぼっちになった桐子は塀の向こうの極楽に夢を馳せる。
これは、未来の私かもしれない――そう身に詰まされながらも、桐子の物語を通して私たちが見たのは、“娑婆”の素晴らしさだった。

これまで周囲の力も借りながら、さまざまな犯罪を企ててきた桐子。
でも、どれも上手くはいかず、見かねた闇金業の寺田(宇崎竜童)からある提案を受ける。
それは「自分を殺してくれ」というもの。
殺人は他人の生命を故意に断ち切る“究極の罪”であり、「できるだけ人に迷惑をかけずに捕まる道」を模索する桐子にとって思い浮かびすらしなかった選択肢だ。

しかし、今回の場合はちょっと異例。
寺田はがんを患っており、このまま命が尽きるのをただ待つよりも、誰かに殺されて悪人らしく死ぬことを望んでいた。
一度は拒否した桐子だが、「一人で死にたくない」という寺田の切実な思いを前に気持ちが揺らぎ始める。
だが、桐子は雪菜(長澤樹)や久遠(岩田剛典)らを巻き込んだ偽装誘拐で色んな人に迷惑をかけたばかり。
「笑って長生きする」という知子との約束を果たすために始めた“ムショ活”だったが、すっかり桐子は自信もやる気も失っていた。

そんな桐子を再び奮い立たせてくれたのも、やっぱり知子。
夫から酷い言葉の暴力を受けていた彼女は、高カロリーな食事でじわじわと夫の健康を蝕んでいくという形で復讐を遂げた。
強い人や、悪い人に負けたくない。
菜の花みたいな笑顔の裏で、知子はずっと理不尽と戦い続けていたのだ。
そんな生前の知子の強さに励まされ、桐子は寺田の提案を受け入れる。

殺人計画を立てながら、桐子が行ったのは“身辺整理”。
雪菜の夢を彼女の父である和也(神尾佑)に応援してもらえるように仕向け、再び弁護士を目指し始めた久遠には「家族とやり直す」というもう一つの夢に気づかせる。
自分が刑務所に入った後、みんなが幸せに暮らせるように。
思い残したことを一つひとつ消化していく中、桐子は憧れの三笠(草刈正雄)からプロポーズを受ける。
三笠と結婚すればお金には困らない。
何より孤独ではなくなる。
でも桐子はそれを選ばなかった。

「あなたは、誰かと一緒じゃなくても大丈夫です。ご自分を信じて、生きてってください」

桐子が三笠に送った言葉は、そのまま桐子にも返ってくる。
知子を失ったとき、桐子は一人ぼっちになった気でいた。
だけど今はどうだろう。
桐子のために手を貸してくれる沢山の人がいる。
だけど、その存在を手に入れたのは他でもない桐子の力だ。
刑務所に入るために大胆な行動をやってのける強さや、ときに自分の目的も忘れて他人の幸せを願ってしまう優しさ。
自分でも気づかなかった力が周りの人たちを、そして彼女自身を救ってきた。

ゆかり(木村多江)の「少しでも幸せになってほしい」という願いが、友岡(片桐はいり)が送った「桐一葉拾う風ありこれからよ」という句が、坂井(富田望生)の「頑張ろうね、これからも」という声掛けが、桐子と寺田の計画を阻止しようとする雪菜と久遠の奮闘が、桐子を娑婆に留める。
一人じゃないことにようやく気づけた桐子が最後に掴み取ったのは、塀の外で生きていくという選択だった。

娑婆にあって、刑務所にはないもの。それは“自由”だ。
いつでも好きな場所に行けて、いつでも好きな人に会える。
でもその素晴らしさがときに霞んでしまうほど、この世界で生きていくのは厳しい。
いつだって、塀の向こうから甘い囁きが聴こえてくる。
だからこそ、「あなたは一人じゃないよ」と自分を引き留めてくれる誰かが必要なのかもしれない。

そして、その誰かがいてくれれば、一人でも生きていける。
桐子が誰一人として知り合いのいない知子の故郷で笑って生きていけるのは、遠く離れていても互いの幸せを願い合える雪菜や久遠、寺田の存在が彼女を支えているからだ。

今、先の見えない世界で誰もが心の中に「どうやって生きていけばいいんだろう」と不安に思う“桐子”を抱えている。「生きていけない」「私には無理よ」と泣き出してしまいそうな時もある。
だけど目を凝らせば、ここで生きていくために必要なものはすでに備わっているのかもしれない。
たとえ今はなくとも、桐子のように新たな扉を開けば、私にとって、あなたにとっての知子や雪菜たちにきっと出会える。
『一橋桐子の犯罪日記』はそんな希望を与えてくれた。

「秋桜が好きよ自由に生きるから」

 いろんな場所に花を咲かせる秋桜のように自由を謳歌する桐子の、私たちの物語はこれからも続いていく。
(以上引用)

松坂慶子さん主演の「一橋桐子の犯罪日記」、原作は知らなかったです。
NHKの土ドラは、けっこう面白い枠です。
とりあえず見てみるかという感じで見始めました。

これまでブログには書かなかったけど、マジで面白いドラマでした。
ベースにあるテーマは、「孤独な高齢者」です。
独身で頼る人がおらず、社会から疎外されている女性一橋桐子が主人公です。
見方によっては笑えないテーマをこのドラマはメッセージを発しながらもエンタメとして成立させていました。

何とか刑務所に入りたいけど、人を傷付けたくない桐子です。
方向性が色々おかしく、考えも行動も的外れな事ばかりです。
真面目にやっているのに、何もかも裏目に出る桐子です。
そんな姿を見ていて、思わず笑えてきます。

そんな桐子は、周囲の人を巻き込んで刑務所に入る為に動いていきます。
周囲の人を巻き込んでいるようで、実はそれらの人たちに寄り添って行動しています。
そして、周囲の人たちも桐子の事を心配して集まってきます。

松坂慶子さんは、孤独なのにみんなに優しい高齢女性桐子を本当に上手く演じていました。
ノーメイク風メイクで、すごくリアリティがありました。

マジで面白いドラマでした。
シリアスなテーマをコメディとして見せる展開は、下手したら空回りしてつまらなくなったりします。
松坂慶子さんの上手さが際立って面白くしたと思います。

そんな松坂慶子さんを見て、このドラマを思い出しました。

2016年放送のドラマ、「スミカスミレ」です。

このドラマでも同じように自虐的な女性を演じていた松坂慶子さんです。
桐谷美玲さんとのギャップを面白くしたのは、松坂慶子さんの上手さがあったからだと思います。

「一橋桐子の犯罪日記」は、見る年代によって感想や受け取り方がかなり違うドラマだと思います。
若い人は、高齢で唯一の友人を亡くした人の孤独感がピンとこないような気がします。
どこかズレている桐子をコメディドラマ主人公として見るでしょう。
逆に視聴者の年齢が高まるに従って、ドタバタコメディに隠れたシリアスなテーマをより強く感じると思います。

NHKのドラマは、数日遅れで再放送があります。
また、しばらくしてまとめて再放送もされたりします。
おすすめしたいです。

全5話なのがもったいなかったです。
マジで面白いドラマでした。

今日は、こちらの曲で終わります。
寝る前に時々聴いている曲です。

Player / Baby Come Back

アメリカのバンド、プレイヤーの大ヒット曲です。(1977年)
僕がこの曲を知ったのは、中学生の頃です。

福岡で放送されていたとある深夜ラジオ番組のエンディングテーマがこの曲でした。
この曲がエンディングで流れてくると、「1日の終わりだ」と思いました。

シンプルに良い曲です。
懐かしがっているわけではないけど、寝る前に聴いていると中学生の頃に深夜ラジオを聴いていた自分を思い出します。