カフェでよく頼むものは?
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(ラジオ関西トピックス)
「冷コー」と聞いて、何の言葉かピンとくるでしょうか? 冷コーとは「冷たいコーヒー」の略、つまりアイスコーヒーのことです。
イントネーションは「励行」と同じ、平板です。大阪を中心に使われていた言葉で、昭和時代の喫茶店では「冷コーひとつ!」とオーダーする人も多かったとか。
大阪独自のワードとして挙げられることが多い「冷コー」ですが、現在では、大阪であっても使っている人はほとんど見かけません。
そんな中、「冷コー」を商品名として使っているコーヒーショップ「おおきにコーヒー」を発見。
そこで、おおきにコーヒー株式会社飲食事業部営業課の課長、吉崎さんに話を聞きました。
大阪市内で3店舗を展開する「おおきにコーヒー」。
メニュー表を見てみると、そこには確かに「おおきに冷コー」という名前が!
吉崎さんによると、「おおきに冷コー」は2013年の創業当時から存在し、看板商品である「おおきにコーヒー」の兄弟分的なポジションなんだとか。
お店にとって重要なメニューということで、愛着が湧くような「昔懐かしい大阪らしいネーミングを」という意味を込め、「冷コー」と名付けられた経緯があります。
「弊社のスローガンは『大阪をもっと元気に、もっとおおきに』。この『おおきに』という言葉も、最近では使われることが少なくなりましたが……。そんな中、『大阪らしさ』という部分を大切にしていきたい! ということで、関西の喫茶文化から生まれた『冷コー』というワードを使用しました」(吉崎さん)
熱い思いが込められた「おおきに冷コー」ですが、昨今では「冷コー」があまり使われないだけあって、お客さんの反応が気になるところです。
「やはり、若年層の方はほとんど分からないようです。ただ、限られた地域で使われていたためか、ご年配にも冷コーを知らない方もたくさんおられます。その場合、まず『れいこー』を読めず『ひやこー』や『つめこー』などと読み間違えられることも……。一方、普段から『冷コー』と呼んでいる方にとっては染み付いているものなので、当たり前のように使っていらっしゃるようですね」(吉崎さん)
吉崎さん自身、喫茶店で「冷コー」と注文をしている人を見かけたことがあるそうですが、やはりかなりのレアケース。
さらに、おおきにコーヒーのような打ち出し方をしているお店には出会ったことがないそうです。
また、しばしば「冷コー」とセットで語られるのが、レモンスカッシュの略称「レスカ」。
実はおおきにコーヒーでも、夏季限定メニューとしてレモンスカッシュがあるとか。
こちらも、冷コーに合わせて名称は「レスカ」なのでしょうか? 尋ねてみると……。
「もちろんレスカです! と言いたいところですが、こちらは『レモンスカッシュ』と表記しております。『レスカ』で打ち出すと、名称を知らない人はまず疑問が先行するようで、そもそも悩んですらもらえず……。限定商品ということで、お客さまに刺さりやすくわかりやすい名称を目指し、正式名称にしています。ただしメニューや看板での説明書きや、スタッフ間での呼び名は『レスカ』で通っております!」(吉崎さん)
かつてはおなじみだった「冷コー」にかわり、今では大阪の喫茶店でも「アイスコーヒー」が主流。
さらに最近では、水で抽出する「水出しコーヒー」も増え、その呼び方や表記も「コールドブリューコーヒー」のようにオシャレなものに変化しつつあるんだとか。
そんな今だからこそ、街中で昔ながらの喫茶店を見つけたら、思い切って「冷コー」とオーダーしてみては?
(取材・文=つちだ四郎)
(以上引用)
これも昔の話、16,7年くらい前になります。
梅田にある百貨店に勤務していた時です。
建て替えられる前の富国生命ビルの中にある喫茶店でよくお昼を食べていました。
60代(当時)くらいのご夫婦がやっている昔ながらの喫茶店でした。
喫茶店によくあるショウガ焼きやハンバーグの定食が美味しい店でした。
オバちゃんの手作り感が美味しい定食でした。
定食は、ドリンク付きでした。
オバちゃんは、食べ終えるタイミングで「冷コーでいい?」と言ってアイスコーヒーを出してくれる事が多かったです。
関西生まれではない僕は、オバちゃんの口から"冷コー"と聞いて本当に言うんだと思いました。
異動して行かなくなったけど、昔ながらの喫茶店の良さを感じさせてくれた店でした。
HPを見ると、心斎橋、アメリカ村、日本橋にあるのが分かりました。
地図を見たらどこもだいたいの場所が分かりました。
日本橋の店が行きやすいので、そのうち行きたいと思います。
今日は、こちらのミュージシャンの誕生日です。