自分で世界平和の法を作るなら?
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「世界の法の日」
1965年9月13日から9月20日までアメリカ合衆国のワシントンで「法による世界平和第2回世界会議」が開催され、そこで、何人も正式な法律以外に支配されることはないという「法の支配」を国際間で徹底させることで世界平和を確立しようという宣言が採択されたことを記念したもの。
(Wikipediaより)
「世界平和」の法(法律)ですか。
完全な法は無いと思います。
人が作る以上、完全(完璧)はあり得ないです。
1つの例として、こういう法典(法律)があります。
↓
「ハンムラビ法典」
(Wikipediaより)
ハンムラビ法典、世界史で知ったという人もいるはずです。
で、何?となりますよね。
ハンムラビ法典は、現代おける「罪刑法定主義」を規定した法典(法律)です。
Wikipediaにこのような記述があります。
↓
同害報復は古代における粗野で野蛮な刑罰とされてきたが、「倍返しのような過剰な報復を禁じ、同等の懲罰にとどめて報復合戦の拡大を防ぐ」すなわち、予め犯罪に対応する刑罰の限界を定めることがこの条文の本来の趣旨であり、刑法学においても近代刑法への歴史的に重要な規定とされている。
大学で法律を学ぶ時、「刑法」の講義で最初の方に出てきます。
30年以上前、僕も学びました。
「罪刑法定主義」とは・・・
↓
対置される概念は罪刑専断主義である。
(罪刑法定主義、Wikipedia)
- どのような行為が犯罪に当たるかを国民にあらかじめ知らせることによって、それ以外の活動が自由であることを保障することが、自由主義の原理から要請される。
- 何を罪とし、その罪に対しどのような刑を科すかについては、国民の代表者で組織される国会によって定め、国民の意思を反映させることが、民主主義の原理から要請される。
なるほどと思います。
法の公平性は絶対に必要ですよね。
補足例です。
↓
罪刑法定主義の派生原理として以下のような事項が要求される。
(Wikipediaより)
言葉は難しいですが、どれも「当たり前」と感じると思います。
でも、日本でも海外ニュースに出てくるあの国では、その「当たり前」が通用しないのが分かります。
「法の不遡及」は、大事な考え方です。
ただし、「罪刑法定主義」は完璧ではありません。
以下のような批判的な見方(解釈)も成り立ちます。
↓
従来の法律が想定していた可能性を超えた態様の事件が発生した場合に、法律規定から処罰が難しかったり刑罰に上限が出来てしまい、悪質だが処罰が難しかったり厳罰にすることができない、という点について、これを柔軟に処罰することができない罪刑法定主義は批判的に捉えられることもある。
これに対し、罪刑法定主義という観念を有しない伝統的な英米法の法域では、後述のとおり行為時に成文法で禁止されておらず、判例上も犯罪として認知されていなかった行為が、裁判の結果としてコモン・ロー上の犯罪として処罰されることがあり得る。
犯行発生当時に従来の法律が想定していなかったような態様の事件としては以下のものがある。
- 電気窃盗事件「電気は、窃盗罪において窃盗の目的とされる『物(財物)』であるか」
- ニセ牛缶事件「表示と中身が似ているが異なる商品の販売」
- 天下一家の会事件「あるねずみ講構造が、何ら刑法上の違反に当たらず、処分されなかった事例」
- 国利民福の会事件「国債によるねずみ講構造」
- ザ・ムービー事件「情報抜き取り表示がある携帯アプリをダウンロードした人物の全電話帳データを抜きとって、個人情報を悪用する行為」
- 日本航空1402便客室乗務員スカート内盗撮事件「上空を都道府県間を越えて高速で移動する旅客飛行機内でスカート内を盗撮する行為の、犯行時点の地域が不明であり、適用条例等が確定されない」
- 逗子ストーカー殺人事件「元恋人に婚約解消の慰謝料を要求するメールを短期間に連続で大量に送信する行為が、ストーカー規制法に違反するか」
(罪刑法定主義、批判より)
といった感じで色々引用して書きました。
要は、最初に書いたように人が作るもの(事)に完璧はありません。
「罪刑法定主義」にも守りきれない部分があります。
要は、時代の流れに即した流れに遅れてしまう時があります。
これは、ネット犯罪でよく例に挙げられますよね。
また、ジェンダーに関する犯罪、性犯罪も法律が追い付いていません。
あと、動物虐待の罪も時代に合っていません。
罪刑法定主義の概念を有しないとされる英米法において、法律の過去への遡及や国家の国民に対する権利の制限が問題にならないのは、州法や地方法に力があるからと言われています。
地方分権が国家権力に制限を持たせていると取れます。
どこかの国の横暴さを見ていると、法律に「弾力性」や「柔軟性」が必要なのが分かります。
法律が出来る前の行為が逮捕理由になっています
そして、国の外での行為も法律違反の対象になります。
外国人も対象なので、例えば日本で批判していて「かの地」に行ったら逮捕される可能性があります。
そんなめちゃくちゃな事あるか?と思います。
話を変えます。
またまたドン・キホーテで買った物です。
"日本唐揚協会認定"となっています。
「ジンジャーしお」で鶏からあげ入りとなっています。
味の想像がつかないので、買いました。
出来上がりは、こんな感じです。
写真じゃ分からないけど、ジンジャー(生姜)の香りが強かったです。
「ジンジャーしお」の通りでした。
味もしお味ベースに生姜の風味が強調されている感じでした。
まあまあ良い味でした。
具材、「鶏からあげ」はかなり微妙でした。
もう少し大きければいいのにと思いました。
今日は、「世界の法の日」という事でタイトルに"Law"(法)がある曲で終わります。
The Clash / I Fought The Law
クラッシュの代表曲の1つです。
彼らのオリジナルじゃないけど、パンクロックの名曲です。
オリジナルは、こちらです。
The Crikets / I Fought The Law
バディ・ホリーが率いていたクリケッツです。
この曲は、バディ・ホリーが事故死した後に新メンバーが加わってリリースされました。
1959年なので、今から61年前の曲です。
シンプルなミドルテンポのロックです。
クラッシュで聴き慣れていると、スローな感じがします。
これがあるからクラッシュのカバーがあります。
そう思うと、良いと思います。
最後も同じ曲で閉めます。
The Mods / I Fought The Law
クラッシュから大きな影響を受けているモッズです。
変なアレンジを加える事もなく、直球勝負のカバーです。
モッズのカバーは、クラッシュ愛が伝わってきてすごくかっこいいです。
♪
Breakin' Rocks In The Hot Sun
I Fought The Law And The Law Won
I Fought The Law And The Law Won
♪
パンクバンドが"I Fought The Law And Law Won"と歌うというのが逆にかっこいいと思います。