理想の老後の暮らし方は?

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「理想の老後」ですか。
想像出来ないですね。
大きな病気を経験したので、自分が長生きするかどうか分からないです。

あくまでも「理想」で語るならばの話にします。
お年寄りが地方自治体や病院に財産や遺産を寄付する(寄付した)ニュースを目にする事があります。
昔は「何でそんな事するんだろう?」と思っていました。

でも、自分が病気してから少しずつその考えが変わってきました。
人は、目に見えない何かに生かされていると思っています。
具体的に何かは分からないです。
その見えない何かに対する感謝の1つの形が寄付という事なのかと思うようになりました。

残念な事に、ニュースになるような財産がありません。
まあ、財産を寄付出来るようになるのが「理想の老後」としておきます。

昨日見た映画です。
昨年公開の映画、「ソローキンの見た桜」です。

(ソローキンの桜・公式サイト)

第1回日本放送文化大賞ラジオ部門でグランプリに輝いたラジオドラマ「松山ロシア人捕虜収容所外伝 ソローキンの見た桜」を実写映画化。2018年、駆け出しのテレビディレクター桜子はロシア兵墓地の取材のためロシアに行くことになっていたが、その仕事に興味を持てずにいた。日露戦争時の愛媛県松山市、ロシア兵捕虜収容所。傷ついたロシア兵捕虜の看護にあたっていたゆいは戦争で兄を亡くしたため、心の奥底ではロシア兵を許すことができなかった。そんな思いを知ったロシア軍少尉ソローキンは、いつかその悲しみを取り除いてあげたいと心から願っていた。やがて2人は敵国同士という立場でありながら、次第に惹かれあっていく。「孤狼の血」の阿部純子が日露戦争時のゆい、現代の桜子というヒロイン2役を、捕虜収容所長役をイッセー尾形、実在の人物・ボイスマン大佐役をアレクサンドル・ドモガロフが演じ、山本陽子や斎藤工らが脇を固める。
(eiga.comより)

朝ドラ「とと姉ちゃん」や先月再放送された「ノーサイド・ゲーム」にも出演している阿部純子さん主演の映画です。
阿部さんは、過去のゆいと現代の桜子の2役を演じています。

「ソローキンの桜」、GEOの店頭で初めて知りました。
阿部さんは好きな女優なので、内容は気にせず借りました。
ストーリー解説以外のレビューやネットの書き込みは全く見ず、先入観を排しました。

日露戦争中、ロシア人捕虜の収容所が初めて開設されたのが愛媛県松山市でした。
この映画を見るまで知らなかったです。

映画は、「史実に基づいた物語」となっています。
恋愛ストーリーはフィクションの要素が強いと思います。
また、日本がロシア人捕虜を大事に扱ったのは事実のようです。
松山の人たちが優しく接していたのも事実です。

ちょっとググってみました。
当時の日本は、大国ロシアと戦争する事で世界に日本の国力をアピールする目的もありました。
ロシア人捕虜を大事に扱ったのは、捕虜の取扱い等を定めた「ハーグ条約(ハーグ陸戦条約)」を遵守する為だったと言われています。
国際条約を守る事で国際社会に日本は一流国と認めてもらうという狙いもあったようです。

で、映画の話です。
ロシア人捕虜と日本人看護師(看護婦)の許されない恋愛が話のベースになっています。
ありがちと言えばありがちな話ですが、日露戦争時代なのが珍しいです。

現代でテレビ番組のディレクターを務める桜子は、ゆいとソローキンの日記を取材します。
そこで自分の先祖のゆいとソローキンの関係性を深く知る事になります。
現代パートのラストは、過去との繋がりを上手く回収していて良かったです。

「ソローキンの見た桜」は、"ヤフー映画"のレビューが異様に低いです。
感想は人それぞれだけど、当時の時代背景を考えるとそこまで低い評価にならないと思いました。
阿部さんは、1900年代初頭の時代設定によく合っていました。
和風美人だから違和感が無かったです。
演技は上手いと思います。

「すごく良い」とは言わないけど、普通に「良い」映画でした。
見て良かったです。

「ソローキンの桜」に限った話ではないですが、わざわざ低評価をレビューする人って映画に何を求めているのだろう?と思う時があります。
5点満点で5点を付けられる映画がどれほどあるのでしょう?

僕は、基本的に映画(やドラマ)を見る時は、満点を期待しないようにしています。
変な言い方かもしれないですが、見る前は5点満点で3点をベースにしています。

大げさな言い方かもしれないけど、「減点方式」って日本的な考え方ですよね。
映画も音楽も良い所を評価する「加点方式」の方がずっと楽しめます。

「ソローキンの桜」、確かに満点の映画ではないです。
日露戦争におけるロシア人捕虜の収容所が松山市にあって、松山の人たちが尽力したという事を知れて良かったです。
見る価値は充分にある映画です。
阿部純子さん好きも楽しめます。

映画の予告です。
1点だけ気になったのは、「日露戦争時代のロミオとジュリエット」といキャッチコピーです。
目に止まるコピーだけど、ちょっと違う気がしました。
とはいえ、オススメ出来る映画です。

今日も誕生日ネタで終わります。
ケニー・G (Kenny G)
1956年6月5日生まれ、64歳。

1980年代スムーズジャズの第一人者として活躍し、特にアリスタ・レコード時代には大きなセールスを記録した。
主にソプラノサックス奏者として知られるが、アルトサックステナーサックスウインドシンセサイザーなどを演奏することもある。
(ケニー・G、Wikipediaより)

1987年に『デュオトーンズ』からシングルカットされた「ソングバード」がビルボードのポップチャートで4位を記録
インストゥルメンタル曲としては異例の大ヒットとなる。
1992年には『ブレスレス』が全米2位を記録し、同アルバムに収録された「フォーエヴァー・イン・ラヴ」は1994年第36回グラミー賞で最優秀インストゥルメンタル作曲賞を受賞
とWikipediaにあるように、「ソングバード」が大ヒットしたのを覚えています。
洋楽番組で知りました。

ヒットしたからという先入観があったかもしれないけど、良いなと思いました。
CDをレンタルしてカセットテープにダビングして聴いていました。
勉強する時や夜のドライブで聴く事が多かったです。

YouTubeで再生回数が最も多い曲です。
Kenny G / The Moment 

1996年リリースの曲です。
この頃にはあまり聴かなくなっていましたが、この曲は覚えています。
Kenny Gというか、ジャズ好きの友人からCDを借りて聴きました。
良い曲です。

最後は、こちらの曲を。
Kenny G / Songbird 

1987年なので、33年前の曲になります。
久し振りに聴きました。
すごく懐かしいです。
良いですね。
寝る前に聴いたらよく眠れそうです。

クラシックの他、ジャズも寝る前に聴いたりしています。
また紹介したいと思っています。