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猫の贈り物 (講談社文庫)
リー・W. ラトリッジ (著),鷺沢 萠 (訳)
http://www.amazon.co.jp/gp/aw/d/4062732106/ref=mp_s_a_1/378-9756823-3594554?qid=1303482893&sr=1-1

これもブックオフで何気に見つけた本です。
猫のモノローグで物語は、進みます。

物語のスタートが、
6月25日
寝た。

6月26日
寝た。

です(笑)


これはもう読まないと損すると言い切れる本です。
鷺沢 萠 さんが訳者あとがきで「自分で訳しておいてこんなことをいうのも何だが、猫好きの人には、猫の魅力をあますところなく伝えた垂涎の一冊といえるのではないかと思う。」と書いてあります。
少しブラックでミステリー的な側面もありますが、ラストはもう涙と笑顔が同時に出てきます。
僕からも読んだら絶対に満足する事を保証します。
(= ̄▽ ̄=)V
マジで面白いですよ~(^o^)


アップした後、読み直し始めました。
僕が引き込まれた一節を紹介します。
「猫はセンチメンタルな生きものではない、というのは間違いである。
我々猫はどうしようもないことごとを受け入れるのに慣れすぎてしまって、だからときどきそんなふうに見えるだけなのだ。」

猫って、時々思索にふけって見える時がありますよね。
彼らは、ひょっとしてセンチメンタルに浸っているのかもしれないです(笑)
読み返すのは久しぶりだけど、多分5,6回は読んでいます。
やはり面白いです)^o^(