ハローと僕、JENNYのブログ-ミンク.JPG

最初、この記事はアメンバー限定にしようかなと考えていました。
でも、やはりみなさんにこういう事もあると知って頂くのも少しは意義があるかと思い、普段通りにいきます。

今日、4月19日はジェニーの奥さん、ベックの母猫であるミンクの6回目の命日です。
(2005年4月19日没・享年19)

ミンクとは6年ほど僕の家で暮らしました。
ブラックペルシャ純血種のミンクは、最もクラシックな毛色のペルシャの名に相応しい気位の高い猫でした。
10年くらい知っている僕にも抱っこはほとんどさせてくれませんでした。
僕は、ミンクに猫のプライドの高さを教えられました。

一応平和に暮らしていましたが、2005年頭に大人の事情でミンク・ジェニー・ベックは、去って行きました。
ただ、ジェニーは僕に懐いていたので、すぐに戻ってきました。
で、ミンクは新しい引っ越し先で猫に理解の無い愚か者の暴力が原因の怪我で命を落としました。
それが今日、4月19日なんです。

ぶっちゃけて言えば、元カノの彼氏がDV野郎で、仕事が上手くいかなかった時にミンクに八つ当たりしたのです。
ミンクが怪我したのは連絡を受けていました。
安静にする以外どうする事も出来なかったらしく、また僕が様子を見に行ける事は出来ませんでした。

本質的には救いにもなりませんが、ひとつだけ救いがあるとしたら、日常的な虐待は無かったそうです。
当然の事ながら、ミンクに対する暴力をそれで許せるはずもなく、ましてやミンクには何の罪もありません。

今でも僕は、ミンクが痛みを感じていたであろう数日間を想像すると、胸が裂ける思いがします。

ミンクのデジタル写真は、この1枚しかありません。(前の携帯がデータ破損で全部消えた為)
ベックは、目の辺りがそっくりです。

ベックと共にミンクの遺骨も僕が引き取り、今に至っています。

今日は、ミンクが大好きだったチーズをお供えしています。
何年たっても心が痛み、そして悼む日です。
ミンクが虹の橋の袂で僕を待ってくれているかは分からないけど、少なくとも僕はミンクに再会出来ると思っています。

動物や子供に対する暴力や虐待は、本当に許せません。
彼らが何をしたというのでしょう?
個人を恨んでも仕方ないけど、因果応報という言葉は信じたいです。