東京ディズニーリゾート・ハッピーエントリー復活 | The Wonderful World of Disney

 

 

 

2020年10月1日(土)より、ディズニーホテル宿泊者特典として一般開園時間よりも15分早く入園できる「ハッピーエントリー」が再開されることが発表されました。これにより、「アーリーエントリーチケット」の販売が9月30日をもって終了となります。

 

コロナ禍での営業により、ディズニーホテル宿泊特典の「ハッピーエントリー」は一時的に廃止されていました。後に追加有料チケットとして設定された「アーリーエントリーチケット」が設定され、1枚3000円という強気の値段設定で販売されていました。このチケットは指定エリアへの立ち入りと一部アトラクションが体験できたものでした。こちらは入園者数を制限している意図や多少の収益化を狙ったものと思われますが、これを廃止して宿泊者特典を戻す決定となったことは少し驚きです。「ハッピーエントリー」は別料金ではなく、そもそも宿泊料金に含まれていますので。

 

なお、これまでのハッピーエントリーとは異なり、通常開園の15分前に入園は可能ですが、アトラクションの運営開始は開園時間からとなりますので、あくまでも「人の少ない光景が味わえる」&「先に入ってアトラクションの列に並べる」ことに限られます。15分早く入っても、アトラクションは動いていない点がコロナ前の特典と大きく変わる部分です。以前のように長時間ショーパレのために待ったり、グッズを買うために!といったニーズには応えそうです。

 

両パークともにアーリーエントリーが再開されるため、一般入園でも朝早く入れば誰もいない光景が撮れたディズニーパークとはさよならとなります。全入園者が平等でスタートラインを切れた世界線は、個人的にもかなり満足度の高い体験でした。感染症対策自体もかなり緩和されてきていますので、また臨時休園という事態とならない限り、戻らないでしょう。開園1時間半前に並んで、若干の早歩きで向かってこの光景が撮れたと思うと、今でも信じられないことです。イベントのショーやパレードが開催されていないことも重ならなければ、絶対に撮ることはできません。

 

 

東京ディズニーシーに関しては20周年要素と重なったこともあり、人のいないメディテレーニアンハーバーを撮影することができなかったことが悔やまれますが、東京ディズニーランドだけでも記録が残せただけでも十分でした。今後このような光景を撮るには、プレス関係者として入園するか、ホテル宿泊&アーリーエントランスを朝早くから待たないと狙うのは難しくなります。誰もいないパークを撮影できるプランとかあれば、課金してみたいと思いますが、今の運営がそんなことをするわけありません(笑)

 

 

以下、公式ホームページよりスクリーンショットにて引用

https://www.tokyodisneyresort.jp/hotel/topics/info/happy_entry.html

 

 

 

なお、今回の発表の裏で、ディズニーホテル宿泊者特典として、1つ残念なお知らせが追加されました。

https://www.tokyodisneyresort.jp/hotel/topics/reopen.html

 

東京ディズニーランドホテルおよび東京ディズニーシー・ホテルミラコスタでの、ディズニーリゾートライン乗車券の配布が2023年3月31日をもって終了するというものです。

 

2022年にオープンした東京ディズニーリゾート・トイストーリーホテルでは、アクセスにディズニーリゾートラインの利用が必須ですが、価格帯の設定からか、開業当初から乗車券の配布は含まれていませんでした。また、ディズニーアンバサーホテルにおいても特典の対象でしたが、リゾートクルーザー(シャトルバス)が運行されていることを理由に早い段階で配布が終了していました。

 

仮に「専用ラウンジが使える客室はサービス継続」という内容であれば納得できなくはないですが、全客室が対象となるとコストカットが大きく影響していると捉えざるを得ない展開となりました。アメニティ類の廃止など、ディズニーホテル開業当初のサービスと比較するとかなり劣化していく一方ですが、それでも客足は遠のかないため、今回の乗車券配布廃止は廃止してもそれほど影響がないと判断したのでしょう。現在建設中のディズニーホテルに関しても、当初からコストカットされた状態でスタートすることは容易に想像できますが、価格帯からしても、それなりのサービスは維持して頂きたいところですが、果たしてどうなるでしょうか...。