Disneyland Resort Paris - 80 (Hotel Santa Fe) | The Wonderful World of Disney

 

Hotel Santa Fe

 

 

ディズニーランドリゾート・パリには7つの直営ホテルがあります。その中の一つ、ホテルサンタフェに宿泊しました。現地の事情を知っている方であればAKIRAがなぜここに泊まったかが分かるはずです(笑)

 

ホテルサンタフェは、名前の通りアメリカ・ニューメキシコ州にあるサンタフェという街をイメージして建てられています。日本では少し馴染みのないモーテルとなっていて、客室棟が41とかなり細かく分かれているのが特徴的です。アメリカの西部の街並みを再現したホテルシャイエンと川を挟んで隣接しています。

 

映画「カーズ」の舞台にもなったルート66が同じサンタフェを通過することからも、映画のヒットを受けてホテルのテーマが「カーズ」に変更され、キャラクター色の強いホテルへと生まれ変わりました。

 

 

空港からマジカルシャトルで到着した場合はホテルロゴの下に到着、駅(パーク)からのシャトルバスで到着した場合はホテルロゴの右手にあるバス降り場に到着します。ホテルのレセプションは、同じくホテルロゴの右手にあります。パークへのシャトルバス乗り場は、ホテルロゴの左手です。

 

 

シャトルバス乗り場から降り場にかけて、ルート66が通る都市が描かれています。始点は、有名なディズニーランドの原点となった場所があるところですね。ルート66は現在廃線となっていますが、今でもその一部は国道として機能しているところがあるようです。

 

 

駅(パーク)へのシャトルバスは、今季朝6:30~翌1:00の運行で、パーク開園前からパーク閉園後まで利用できます。これがマジックサーカスなどのパートナーホテルとは大きく有利になるポイントです。

 

 

原則シャトルバスは、駅(パーク)間の直行便ですが、開園時間前などの利用客の少ない時間帯は途中ホテルシャイエンを経由します。アーリー前に行く際もホテルシャイエンを経由するため、こちらのホテルから乗る人は座れないと思った方がいいです。なので、両者どちらに泊まったほうが良いか聞かれたら「ホテルサンタフェ」の方が良いです。

 

 

 

 

入って左手が案内所(Information)で、各種予約の手続きやパリ市内の観光案内もここで行っています。右手がレセプションでチェックインはここで行います。昨年のパリ市内のテロの影響およびホテルニューヨークでの拳銃持ち込みがあったことからセキュリティ(警備員)によるハンディタイプの金属探知機によるチェックが実施されていました。

 

 

今回の旅では、マジックサーカス宿泊の次にサンタフェ宿泊を行ったため、開園前に荷物を預けに立ち寄りました。ホテルのチェックインは15時からだったのですが、チェックインまで荷物を預けたいと言ったところ、朝7時の段階で客室が空いているので手続きできますよ!とのことでした。客室数も多いので、よほど満室でなければ通してくれる可能性は高そうです。荷物を預かってくれる場所は7:30~だったので、客室に通してくれて気持ちほっとしました。

 

客室棟は大きく4つのブロックに分かれていて、今回宿泊するブロックは「メーター」でした。先ほどのホテルロゴに向かって右から

 

 

 

 

 

という順です。マックウィーンが最もレセプションに近いことから少しだけ値段が高めに設定されています。

 

 

一部のモーテルは最大4階建てですが、エレベーターがありません。なので、運が悪いと重い荷物を持って上の階に行く必要があります。今回は1階だったので、その心配はありませんでした。

 

余談ですが、パリのホテルはリゾート内外を問わず、1階をGrand Floor、2階をFirst Floorと呼びます。中学校の英語でも出てくる知識がここで役に立ちます。特にアメリカやその他のディズニーリゾートを旅された方の多くがFirst Floorと聞いて1階の客室に行ってしまうケースが多いと聞きます。エレベーターがある場合は、Grand Floorに「0」の表示があります。

 

 

 

 

客室はこんな感じです。4人部屋で寝泊まりするには十分かなってところです。映画にも登場するコージーコーンモーテルのコーンがランプになっているのが世界観出てるなぁって思うところです。

 

 

 

 

アメニティは、シャンプーと石鹸くらいなので、持ち込んだ方が良いです。安いホテルですからあまり期待しない方がいいですね。冷蔵庫や湯沸かし器は置いてありません。

 

 

窓のすぐそばには通路があるので、カーテン必須でした。また、窓を開放していると虫が入ってきます。建物の構造上なのか、客室に虫がいることが何度かあったので虫に弱い人は要注意です。

 

 

サンタフェをはじめ、ディズニー直営ホテルでは、ロビーや客室で無料WiFiに接続できます。上海と違ってインターネットの規制がないため、日本と同じように使えます。WiFi接続には、Last Name、First Name、E-mail、Country、そして同意のチェックボックスの2か所にチェックを入れればログインすることができます。CountryにJapanがないのでOthersを選択する必要があります。(東京ディズニーランドがある国ですけど~...)

 

また、テレビ下にはLANケーブルが1本用意されているので、ノートPCでの接続も可能です。最近のモデルは無線LAN対応のモデルが主流となっているので物理ケーブルを差す機会は少なくなってますね。

 

 

さて、私が今回の旅でここを選んだ最大の理由がホテルの中にあります。

 

 

冒頭にあったマックウィーンとサリーの看板の裏手、レセプションのすぐそばにとあるお店があります。

 

 

そうです。AKIRA大好きの「Starbucks Coffee」がホテルの中に出店しています!朝7時から夜23時までの営業で、パリ市内やディズニーヴィレッジにある店舗と同一のメニューを取り扱っています。

 

レセプションのある建物の中からも行けます。レセプションを通るとセキュリティのチェックがあるので、それを避けたいという場合は、ここを通りぬけるのもアリです。中から外へ出る際はチェックがありません。

 

 

 

映画「カーズ」に登場するドックハドソンとスタバのロゴが横並びになっているのも、サンタフェの中にあるスタバだということを物語っています。

 

店内はこじんまりとしていて、常に空いています。客室に持って帰る人がほとんどでした。

 

 

カーズがテーマにはなっていませんが、レセプションでも流れるカーズのサウンドトラックが流れています。

 

 

 

 

グッズの品ぞろえは市内の店舗とは異なりますが、それほど変わらないかと思います。

 

 

 

 

こちらの店舗だけかどうかは分かりませんが、朝の時間帯だけクロワッサンとショコラクロワッサンの取り扱いがありました。それぞれ3.35€です。

 

 

 

コーヒーまたは紅茶とクロワッサンを選ぶと、セット価格として5€になります。さらに、年パス(Infinity、Magic Plus)の提示で10%の割引も受けられます。ただし、店員が分かっていない場合は提示しても割り引いてくれません。(初来店では割引はできないと言われました...)

 

気になる市内店舗との比較ですが、約0.25€高い値段設定です。

カフェラテで比較してみます。

 市内店舗:3.95€(TALL)、4.35€(GRANDE)、4.75€(VENTI)

 サンタフェ:4.20€(TALL)、4.60€(GRANDE)、4.80€(VENTI)

 ヴィレッジ:(データ紛失...サンタフェより0.20~0.40€高かったです)

 CDG空港:4.75€(TALL)、5.20€(GRANDE)、5.70€(VENTI)

 

CDGはTerminal1内にある店舗ですが、ここだけずば抜けて高いです。サイズ間の差額や多店舗と比較するとVENTIサイズをオーダーするのがお得なのかなぁって気がします。ディズニーヴィレッジ店でもたまに割引制度を理解していない店員がいるのを何とかしてほしいです...。ちなみにこちらの店舗では「JCBカード」が使えません。

 

TEAVANAの展開により、パリでもグリーンティー(抹茶)ラテとフラペチーノの取り扱いがありました。また、メニューの内容がアメリカのスターバックスに近いラインナップになった気がします。選べる種類が増えたことに変わりがないので、スタバライフを送るのもアリかもしれませんね!(笑)

 

 

ディズニーのホテルの中にあるとはいえ、Disney Parksのブランドがないことや店員がキャストではなく通常のスタバのバリスタであるという二点が個人的にマイナスポイントですが、朝食やおやつにスタバ!というスタイルが選べるのが高評価ですかね(笑)

 

記事の最初の方でちょろっと書きましたが、ホテルサンタフェは川を挟んでホテルシャイエンとつながっています。シャイエンを経由するとディズニーヴィレッジまで歩くこともできます。

 

 

敷地内には3本の橋があり、ホテルロゴの裏(マックウィーンエリアとメーターエリアの間)にある通路をまっすぐ行くと中央の橋に出ることができます。

 

 

 

街並みが西部の街並みに変わったらシャイエンの敷地に入ったことになります。

 

 

実はこちらにもホテル内の「Starbucks」がオープンしています。

 

 

 

 

 

アメリカのスターバックスから始まった「You Are Here Collection」の「PARIS」版の取り扱いもあります。季節メニューはTEAVANAからレモネードシリーズが展開されていました。個人的にTEA系は外れしか引いたことがないのでチャレンジはしませんでした。

 

 

ホテルサンタフェのスタバだけなぜかYou Are Here Collectionの茶色いカバーが外された状態で売られていたのが買ってから気付いた点です。時間的にも交換してもらうタイミングがなかったので、今回は諦めて、また次回行った際に売っていたら買おうと思います。まぁ、ディズニーのデザインではないのであってもなくてもって感じですが...。そのときにはパーク内スタバが出来ていることを祈っています。