Disneyland Resort Paris - 50 (WayToDLP) | The Wonderful World of Disney

 

空港からディズニーランド・パリに行くにはいくつかの方法があります。

今回は家族旅行でしたので、シャトルバスとTGVの二手に分かれて移動したので、2通りだけ写真付きで紹介します。

 

ここに記載した情報は2016年1月5日時点の情報です。

時刻表などの詳細は、各交通機関のHPでご確認ください。

 

 

Magical Shuttle


DLP公式移動手段として、「マジカルシャトル」があります。

赤と黄色のボディーが特徴的なバスです。

 

シャルル・ド・ゴール空港は大きく3つのターミナルに分かれており、ANAはターミナル1に、JALはターミナル2に到着します。ANAの場合は、到着後ターミナル2に移動する必要があります。ターミナル間は無料の無人シャトル「CDGVAL」を利用します。預けた荷物を受け取ったら、「CDGVAL」の看板通り、エレベーターで下の階に移動します。TGVを利用する際も、同様にこのシャトルに乗る必要があります。




2両編成の無人列車で、5~10分間隔で動いています。



ターミナル2に到着すると、TGVの乗り場へと続く通路とバスターミナルへと続く通路があります。

 

この先は、連れの移動のため写真はありません。

マジカルシャトルが発着するのはターミナル2Eと2Fの間にあるバス停から発着します。バスターミナルには、「Magical Shuttle」のチケットブースがあり、現金かクレジットカードで支払えます。日や時間によっては閉まっているので、その際はバスに乗った際に運転手に支払います。現金だけとの情報です。

 

行きも帰りも、到着するのはターミナル2だけです。

(20周年のときまではターミナル1・3も巡回していました)

各ホテルをまわってくれるため、時間に余裕があればバスの方が安心かつ快適です。利用料金は大人一人20€です。

 

所要時間は最短で40分、パートナーホテルの場合は1時間近くかかります。空港からの場合、ディズニー直営ホテルとパートナーホテルに限り、ホテルまで送迎してもらえます。それ以外のホテルの場合は、トレインステーション(ディズニーヴィレッジ)で降りることになります。

 

行きも帰りも停車するホテル・バス停は以下の通りです。

・Disneyland Hotel

・Bus Station(Disney Village)

・Disney's Hotel New York

・Disney's Hotel Cheyenne

・Disney's Hotel Santa Fe

・Disney's Hotel Sequioia Lodge

・Disney's Hotel Newport Bay Club

・Kyriad Hotel

・Magic Circus Hotel

・Dream Castle Hotel

・Explores Hotel

・B&B Hotel

 

ホテル名に「Disney」の名がついているのがディズニー直営ホテルです。帰りの場合、オルリー空港行きのバスも出発するため、行き先を確認する必要があります。基本的には時間通り運行していますが、道路・運転士事情で遅れる場合があります。

 

時刻表によると、CDGからディズニー直営ホテル行きとパートナーホテル行きの2系統が存在します。乗客の数や運転士によっても変わってくると思いますが、宿泊するホテルに止まらないと言われたら「Disney Village(Bus Station)」で降りてから各ホテル方面のシャトルバスに乗ることになります。

 

CDG→ディズニー直営ホテル

9:00、9:45、10:30、11:15、12:00、12:45、13:30、14:15、15:00、15:45、16:25、17:30、18:30、19:45

 

CDG→パートナーホテル

9:10、10:40、11:40、12:20、14:00、15:30、17:20

 

 

 

TGV


 

空港からDLPまでの移動手段に「TGV」があります。TGVとは、フランス国鉄(SNCF)が運営する高速鉄道で、日本でいう新幹線です。

 

Google Earthなどの地図アプリを見るとその様子が分かると思いますが、空港からDLPまでは田園地帯を突き抜けるように線路が敷かれています。そこを時速300km近くで走るため所要時間は約10分です。これに対し、マジカルシャトルやタクシー利用の場合は、フリーウェイで大きく迂回して進むことになるため、倍以上の時間がかかります。

 

値段はオフピークで18€、ピーク時はMAX31€(いずれも一番下のクラスを利用したときの値段)です。夏休みやホリデーシーズンは、ピーク列車に当たる可能性が高いです。オフシーズンでかつ時間が合えばTGVの方が安いです。

 

TGVが発着するのはマジカルシャトルと同じターミナル2です。ターミナル2までは上記と同じCDGVALを利用します。CDGVALを降りると、目の前にTGVのコンコースへとつながるエスカレーターがあります。


一番下まで行くと黄色の自動券売機やチケットブースがあります。


行きはどういうわけかクレジットカードが使えなかったので、下の写真にあるチケットブースで切符を買いました。


ホリデーシーズンということもあり、切符を買うのに30分近く待ちました。ちなみに自動券売機はJCBカードが使えません。VISAかMaster Cardが必須です。また、PINコード(暗証番号4ケタ)が登録されていないカードも使用できません。


TGV 9836が便名、VOITURE 08が乗車車両、PLACE ASSISE 76が座席番号を示します。つまり、この切符だとTGV9836の8号車76の指定席券ということです。

 

上下線それぞれ1面2線のホームですが、到着約10分前まで発着番線が表示されません。


青いモニターが出発、緑のモニターが到着列車が表示されています。

TGVの便名と出発時間から乗車する列車がどのホームから出発するかを確認します。


TGVは改札が存在せず、代わりに刻印機で日時を印字する必要があります。これを忘れて乗車し、検札に遭遇した場合、罰金を請求されます。インターネットで切符を購入した場合はこの限りではありません。


ホームに降りると乗車位置を示す看板が立っています。

昨年のテロの影響からか、ホームに降りるエスカレーターの手前には、チケットを確認する駅員が立っていました。切符を持たずにホームに降りようとするとここではじかれます。


CDG駅はTGVの本線が通っているため、中央に通過線があります。

マルヌ・ラ・ヴァレー・チェシーは支線という形で分岐しているため、通過線はなく、ほとんどの列車が停車します。



 

TGVは1編成10両で客車が8両、両端が電気機関車になっています。

これが2編成連結した状態で運転されます。東北新幹線でいう「はやぶさ」と「こまち」みたいなものですね。全部で20両編成なので、ホームいっぱいに止まります。停止位置も正確に停車します。


CDG駅では約5分間停車します。ホームの端で撮影してから自分の乗る車両に移動しても十分間に合います。ただし、列車が遅延した場合は予定よりも早めにドアが閉まります。発車ベルは鳴らないので、のんきに撮影している場合ではないですね。

 

乗った列車はデッキに人があふれるほど満席の状態でした。なので、デッキにあるジャンプシートに座って移動しました。車内の撮影も控えました...。乗車時間は8分でしたので、あっという間です。


CDG駅の次がディズニーランド・パリがあるマルヌ・ラ・ヴァレー・チェシーです。ここには、国境を越えてユーロスターなどの列車も発着します。

下の写真は2013年から運行を開始したOUiGO「ウィゴー」です。


ここマルヌ・ラ・ヴァレー・チェシーを起点として、フランス南東部を結んでいるTGVの格安列車らしいです。コンコースは編成の中央にあるエスカレーターだけなので、上ってしまえば、ディズニーランド・パリの玄関口です。

 

 

一番左がユーロスターなどの国際列車ならびにTGV CDG方面行き、中央が折り返しまたはCDG方面行き、一番右がCDGから到着するホームです。

 

帰りは、チケットの確認する駅員の姿はありませんでした。強く望めばタダ乗りもできなくはないですが、万が一見つかると連行されかねないのできちんと切符は買いましょう。

 

シャルル・ド・ゴール空港駅と同様、マルヌ・ラ・ヴァレー・チェシー駅にも自動券売機とチケットブースがあります。自動券売機を利用した場合、当日出発の切符を購入できるのは出発6時間以内の列車だけでした。マジカルシャトルを乗り過ごした手段としてTGVを選ぶことはできますが、TGVを乗り過ごすと時間的にもリカバリーが効かなくなります。飛行機の出発時刻3時間前までには空港に着く余裕が必要です。

 

自動券売機による切符の購入方法ですが、私は下記URLの動画を参考にしました。

https://www.youtube.com/watch?v=ax7jKaPGVbY