10年前にインパークした際とは環境が大きく変わりました。
気付いたこともそうですが、次に自分自身が行くときの参考という意味で各種まとめてみました。個人的に振り返るだけです。
①アメリカ入国システムESTA 導入
2009年1月からアメリカ合衆国に入国する際の「入国カード」が廃止されたとともに、インターネットによる渡航認証が必要になりました。海外旅行を目的にビザを取得しない場合は、旅行前に決められた項目を入力し、14ドルを支払う必要があります。これを忘れてしまうと入国できません。旅行を計画した際に知ったのであえて書いてみました。
所持しているパスポートではじめてアメリカに入国する際は、入国審査時に両手の指紋と顔写真の登録があり、通常とは別に列が用意されていました。入国審査では滞在目的と期間を問われますが、特に難しい英会話があるわけではありません。出国の際は、空港チェックインの段階で出国手続きをしてくれます。なので、パスポートに押されるスタンプは入国時のみです。
②Disneyland Express（空港・パーク間シャトルバス）
ロサンゼルス国際空港（LAX）とアナハイム・ディズニーランドを結ぶシャトルバスです。LAXの国際ターミナルから出ると目の前にある「Long Distance Vans」という看板の下に停車します。
10年前は宿泊するホテルの名を告げれば直接行ってくれたのですが、現在はディズニー直営ホテルと決められた複数のバス停にしか停車しなくなりました。空港からはフリーウェイを飛ばして約40分でディズニーランドの敷地に入ります。停車順は、ディズニーグランドカリフォルニアンホテル、ディズニーランドホテル、パラダイスピアホテル、そしてその他ホテル周辺のバス停です。乗客の降りるバス停によって止まる順番が変わってきます。
日本と違って時刻表通りに動いていないため、利用する際は余裕を持って利用したほうがいいです。行きは18:00発が18:10に出発、帰りは7:48発が7:51に出発しました。空港からの場合は折り返しの関係で最大30分近く遅れることもあります。リゾートからの場合、ディズニー直営ホテルには必ず立ち寄るので、周辺ホテル宿泊ならばタクシー等で移動してそこから乗るのも一手です。ちなみに私の帰りはパラダイスピアホテルまで歩いて行き、そこから乗車しました。
↑空港から乗車すると渡されるバスのパンフレット
↓中には時刻表が記載されています。
空港からリゾートに行く際は、バス乗車後に検札の係が料金を撤収します。その際は、オンライン予約の予約票を渡すか、クレジットカードでの支払いになります。キャッシュは使えません。往復（Round Trip）だと$48、片道（One Way）だと$30です。往復の場合、帰りの切符を渡されます。
リゾートから空港に行く際は、最終出発地のディズニーランドホテルで検札が入ります。行きと同様に支払うか、往復の切符を渡せばOKです。その他気になることがあれば下記URLへ
Disneyland Express ☞ http://www.graylineanaheim.com/airport_info.cfm
③周辺ホテル
海外ホテルの予約は「エクスペディア」を使うと便利です。パリ旅行の際も利用しました。カリフォルニア・ディズニーランド周辺ホテルを検索すれば20くらいのホテルがヒットします。エクスペディアの場合、基本情報を入力して予約するため、宿泊カードの記入が不要のケースも多いそうです。たいていの場合は、代表者のパスポートと前払いの場合は支払ったクレジットカードを提示すればOKです。
後述する「ミッキーネット」でも周辺ホテルの予約を行うことができます。
④セキュリティーゲート
東京ディズニーランドでも入園前に手荷物検査が行われます。これは9.11の同時多発テロを受けて全国のディズニーパークで実施されています。DLとDCAもかつては入園ゲートの手前で手荷物検査を行っていたのですが、いつからか両方のパークのエントランスエリアを大きく囲むようにセキュリティーゲートの位置が変わりました。したがって、ゲートをくぐってしまえば夢の国なのですが、周辺ホテルとダウンタウンディズニーを行き来する際はこのセキュリティー区画を通過しないといけないため、スーツケースなどの大きな荷物を持って通り抜けることができなくなりました。５日間チェックしましたが、スーツケースを持って通り抜けている方は一人もいませんでした。このセキュリティ区画は、マジックモーニング直前からパーク閉園１時間後くらいまでは通過できるのですが、深夜・早朝はそもそも通り抜けできないので、場合によっては大きく迂回する必要があります。周辺ホテルから直営ホテルに行く際も気をつけなければいけません。
⑤ミッキーネット
この旅行を計画した段階で初めて知ったのですが、「ミッキーネット」というディズニー専門の旅行会社があります。おそらく日本の会社かと思います。パークチケットの割引提供やホテル宿泊手配、航空券の手配まで行ってくれます。私もリサーチの結果、約30ドル近くパークチケットが安く買えるとのことで利用しました。
ミッキーネットのホームページ からバウチャー券という形で購入でき、現地のチケット窓口もしくはディズニーランドホテル内にあるデスクに持っていけば引き換えてくれます。ディズニー直営ホテル宿泊者に限り、チェックイン時にパークチケットと引き換えてくれるそうです。また、ミッキーネットでディズニー直営ホテルを予約した人は、空港とホテル間を送迎してくれるサービスもあるとのことです。
ディズニーランドホテルのアドベンチャータワー1Fのデスク（オフィス）では常時日本語に対応してくれるスタッフが常駐しており、気軽に話を聞くことができるので寄って損はないのかなと思います。ゲストリレーションのように分からないことを聞くだけでもOKでした。
バウチャーをこのデスクで引き換えるとキャンペーンによっては粗品がもらえます。営業時間は10：00～18：00ですので、この時間以外であれば直接チケットブースで引き換えたほうが早いです。
ミッキーネットはハワイのアウラニリゾート、カリフォルニア・ディズニーリゾート、ウォルト・ディズニー・ワールドリゾートの３拠点中心にチケットやホテル予約をサポートしています。ディズニーのオンライン予約システムに直結しているため、下手な旅行会社を経由するよりも断然いいです。ちなみに、東京・五反田にもオフィスを構えていて、旅行前に相談することも可能だとか。現地のミッキーネットスタッフにいろいろ良くしていただいたので、この場で宣伝しておきます。
⑥Starbucks Coffee at Disneyland
日本でもTwitterを中心に情報が広がり、ニュースでも話題となったディズニーパーク内のスターバックスです。私もこの情報を耳にしてからずぅ～～～～～～と行くのを楽しみにしていました。
2012年にDCAに直営店としてスターバックスが出店し、お隣ディズニーランド、フロリダ・マジックキングダム、フロリダ・エプコットに出店が続き、2月はじめにはフロリダ・ディズニーハリウッドスタジオにも出店するとのことです。近々アニマルキングダムにもオープンが予定されており、すでにオープンの準備が進んでいます。
これまでDLRやWDWではダウンタウンディズニー内にスターバックスが出店しており、TDRはイクスピアリ内、DLRPはディズニーヴィレッジ内に10年以上前から出店しており、ディズニーとスターバックスは密接な関係があるように思えます。
先日の記事 で取り上げたように、パーク内の店舗と街中の店舗ではわずか20～50セントしか変わりません。ヴィバレッジにパークオリジナルメニューがあるものの、飲み物のメニューは街中の店舗と同じメニューが揃っています。アメリカ国内で使えるスターバックスカードで会計することもできます。立地も各パーク共通してエントランスに近いエリアに出店しており、朝から夜まで常に行列ができています。どうしてこれほどまでに好評なのか、日本への出店の可能性はあるのか？という疑問はTwitterでもお世話になっている舞浜新聞さんがこの件に関していろいろと分析されているので、詳しくはこちらを参考にしてください。
☞ http://maihama.hateblo.jp/entry/2015/01/12/100626
ディズニーパーク内で販売されたスターバックスのマグカップですが、現時点で販売終了予定は決まっていないためいつまで販売かは不明です。
⑦現地の気候について
夏は暑く、冬は涼しい気候です。訪れたときの天気予報では最高気温が16℃で、最低気温7℃です。日中はシャツの上にパーカー程度、朝と夜はコートが欲しいくらいの涼しさです。夏も昼と夜の温度差が10℃近く変わるため、羽織るものがあるといいです。
カリフォルニア州は年間を通しても数日しか雨が降らないため、雨具の心配はいりません。アトラクションの多くが屋外で、屋根なしなのもこのためです。
生活に必要なものはダウンタウンディズニーやリゾート周辺で手に入るため、英語が読める程度であれば特に問題ありません。
この特集では意図的にまわりのゲストが写るよう撮影していますので、参考になればと思います。日本と同じようなファッションセンスで行くと確実に日本人だとわかります。ディズニーランド周辺はまだ治安がいいので問題ありませんが、ロサンゼルス近郊に行くとなるとスリなどの標的になりかねません。文化の違いもありますが、服装に関しても現地に合わせるよう配慮することを強くおすすめします。