Disneyland Resort - 10 (Critter Country) | The Wonderful World of Disney

 

Critter Country


クリッターカントリーは、ディズニーランドと東京ディズニーランドの2か所にのみ存在するテーマランドです。いずれもパークオープンから後付けされる形でオープンしています。小動物のふるさとをテーマにしており、随所に動物の足跡があるのが特徴です。大人気アトラクション、スプラッシュマウンテンがあります。

 

 

Splash Mountain

 

名曲「Zip a Dee Doo Dah」でおなじみのスプラッシュマウンテン。アトラクションは、カリフォルニア・ディズニーランドがオリジナルで、二代目がフロリダ・マジックキングダム、そのコピーとして三代目に東京ディズニーランドにオープンしています。

 

ディズニー映画「南部の唄」がモデルになっているのですが、黒人差別に触れることを理由に映画そのものが公開禁止となっており、ディズニーの関係者でも見ることができない作品となっています。詳しい背景は分かりませんが、映画公開以降で差別問題に発展しましたが、その映画を題材としたアトラクションとしてオープンして今に至ります。

 

この映画は、メリーポピンズのように実写の映像とアニメーションの映像が組み合わされており、このアニメーションに登場するキャラクターがアトラクションにも登場する形となっています。実写については差別問題になっていることから、アトラクションには反映されいませんが、アニメーション部分については一部映画の内容を維持しつつ、アトラクション向けに独自のストーリー展開となっています。

 

国内でもVHS版として日本語吹き替えが発売されましたが、版権理由により新品で手に入れることはまず不可能であり、中古ショップに並べば値打ちものな作品です。正規に観る手段がない中で、こういうことを書くのは適切ではないかもしれませんが、どうしても観てみたいという方は、下記のリンクを参照ください。(いつ消されるか分かりませんが...)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

実際に映画を観なくても、スプラッシュマウンテンというアトラクションのバックグラウンドストーリーを読み解くのはそれほど難しくはありません。とはいえ、スプラッシュマウンテンが好きという人は多いですが、やはり最後のウォータードロップと写真撮影を楽しんでいるだけですが...。展開は東京ディズニーランドと変わらない部分が多いのですが、初代ならではのオリジナル部分がいくつか存在します。

 

 

ライドは1列6人(後部座席のみ2人乗り可能)です。びっくりすることにオープン当初から今に至るまでシートベルトや安全バーが存在しません(笑)

 

真夏だと散水ショー並みに水がかかるのですが、冬の時期は一番前の座席以外はタオルで拭けるくらいの水が上半身にかかるくらいです。一番前の座席は落水時に船の構造の関係で腕などにびっしり水がかかります。乗る際は1番前を避けたほうがいいでしょう。濡れる濡れないは、乗った人の重量バランスの関係もあるかもしれません。

 

ファストパス・シングルライダー対象アトラクションで、夏季は混雑し、冬期は空いています。奥地にある関係で、開園から2時間くらいは少ない待ち時間で乗れます。冬は日が出ている昼間に乗るのが無難です。

 

 

The Many Adventures of Winnie the Pooh

 

東京ディズニーランドの大人気アトラクション「プーさんのハニーハント」に相当するアトラクションです。かつて、カントリーベアシアターがあった場所を潰してこのアトラクションがオープンしました。乗り物は、1列2人の6人乗りのハチの巣型のライドです。

 

 

10年近く前からあるアトラクションとはいえ、やはりTDLのハニーハントが一番いいクオリティのように感じます。展開もほとんど同じです。TDLにはありませんが、マジックキングダムと同様雨のシーンがあります。

 

夢の中のシーンが終わると、はちみついっぱい食べるプーさんがお出迎え。

 

撮影に失敗してしまったのですが、このシーンの直前に後ろを向くと、カントリーベアシアターでおなじみの3トリオが飾られています。さすがに10年も経てばなくなっているだろうと思っていましたが、まだありました。これもディズニーランドに古くからあるアトラクションの名残だからかなと感じます。日本人でこのことを知っている方はかなりのマニアです(笑)

 

(参考URL:http://www.yesterland.com/nods.html

 

 

 

アトラクション出口には「POOH CORNER」というショップがあります。

プーさんのグッズをはじめ、甘~いお菓子を取り扱っています。

 

 

 

 

アトラクションの話で「カントリーベアシアター」に関して触れました。ここクリッターカントリーには「HUNGRY BEAR RESTAURANT」があります。

 

東京ディズニーランドのカントリーベアシアターにも隣接しているこのレストラン。かつて、プーさんのアトラクションの前がカントリーベアシアターの名残であったことが唯一読み取れる場所です。