樹木の構造 | forestwalkingのブログ

forestwalkingのブログ

2013年の暮れに、突然この世を去られた、理学博士 藤田忠男先生の研究を掲載していくブログです。

精油製造に必要な樹木の構造
■樹木のマクロの構造

木口面の中心の赤い部分は心材 (Heart wood) といい、木の心臓部分という意味です。その周囲から樹皮までの白い部分は辺材とよぶ。 これらは木質といい、樹皮との境界は形成層とよび細胞分裂が盛んなところだ。形成層の内側は木質、外側は樹皮をつくり年輪になる。 樹心から樹皮の方向に放射状の組織は放射組織という。

木材からの精油の水蒸気蒸留では、精油の製造には心材と辺材の木質部を使うのが一般的だ。ブルーサイプレスでは青緑色・色素を出すのに樹皮も使う。



■樹木から精油蒸留

心材に精油が多く含まれ1%程度が蒸留されるといわれる。樹皮は樹木を守るものなので、必要な化学物質が含まれているので利用されている。



■ブルーサイプレスは心材と樹皮から精油蒸留

心材と樹皮を水蒸気蒸留しているブルーサイプレスは色素成分が生合成される。 このアズレン系色素には抗炎症効果がある。