| ■偽物のブルーサイプレス
偽物のブルーサイプレスのロット ABC (Australian Blue Cypress) の派生した精油がオーストラリアでも販売されている。 偽物の典型的な成分表(下、表1)が発表されている。真正物の特徴成分であるミルテン酸および誘導体が含まれていない。 真正物の精油はオーストラリア北部のノーザンテリトリーで採油されている。そのために、特有な化学成分が含まれている。 これから見るにその他の偽物のブルーサイプレスと思われます。このサイトでは AUSTRAROMA のブランドを名乗っている。 化学成分を行った試験所名および試験責任者の氏名も書かれていない。成分表はあやしいデータだ。 カマズレンとガイアズレンが含まれていると書かれている。 ミルテリン酸誘導体が存在していない。 真正ブルーサイプレスの成分表を参照していると思われる。しかし、ロット番号も書かれていないので正しい成分表ではない。 消費者を騙そうとする成分表だ。 偽物精油の成分確認は公的な機関では行われない。偽和の足がついてしまう。 社員を雇っていても内部告発が怖い。それで、成分表を捏造するしかないのだ。 ブルーサイプレスの偽和は、The Australian Essential Oil Company Pty で行われていた。 William Robert McGilvray が経営者、通称ビル。ビルはオーストラリアン・ブルーサイプレスの開発者と名乗っている。 これは真っ赤な嘘だ。 ビルは第1回国際アロマセラピー会議(ICA2012)は、第15回日本アロマセラピー学会学術総会との同時開催に日本に来た。 ビルは多くの日本の能力のない医療関係のアロマテラピストと親しい。騙しやすい人間と見ている。 オーストラリア企業のティーツリーファームズ (Tea Tree Farms Pty. Ltd. 代表者は中崎裕一) を通じて日本で偽ブルーサイプレスを販売している。 ティーツリーファームズから次の販売ルートになる日本在住の販売者の手に渡り、 そこでピペットで5mlボトルに小分けされて最終消費者に販売されている。偽物精油は真正物精油と同程度の販売価格になって取引される。 その最終販売人が新たな偽ブルーサイプレスの販売者で、請求されれば消費者に代金を返金しなければならない。 日本ではティーツリーファームズの責任者の顔を見たことがないという。ブローカーでも顔を出すひとは大物ということか。 これだけ、世界中に偽物の精油を売ったブローカーも珍しい。ビルは学会でブルーサイプレスの開発者と名乗っている。 更に本も書いているという。本を書いたり医学会等で招待講演しないと一流のブローカーになれない。 偽物ブルーサイプレスは世界中に売られているので、たとえばドイツから日本にめぐりまわってくる物もある。 ブローカーも国際化しているので、ヨーロッパから偽精油も日本に入ってくる。イギリスやドイツ企業のブランドになっている。 このときは、日本の代理店が偽物ブルーサイプレスを売っていることになる。 国際的詐欺というか、このような精油を使った詐欺が広まっていくだろう。 日本では精油は雑貨品として税関を素通りするので対策ができない。 シャブ、覚せい剤、麻薬のように、末端の売人により、偽物ブルーサイプレスが出回っている。 偽物ブルーサイプレスは薬事法とか覚せい剤取締法等の法律では取り締まりできないので、闇社会の資金源になっているのだろうか。 日本では大手の流通のブローカーである生活の木に疑いが集まっている。ここから、大量に偽ブルーサイプレスが世界中に出回っているのか。 マスコミに事情を説明してもらいたい。 |
| ■表1 ブルーサイプレスの典型的な化学成分データ (%)
偽精油はこのような成分表を参考に偽造される。 β-elemene 1.1 |