| ■ローズマリー精油の精神興奮作用
モロッコのアルナマーらの研究 (J. Natural Products, 5, 83-92, 2012.) はおもしろい。 ラベンダー精油はヒーリング効果で神経的には後ろ向きの効果をもたらす。 しかし、ローズマリー精油はヒーリング効果ではなく中枢神経系に影響し精神興奮効果をもつという動物実験の結果がある。 Rosmarinus officinalis の実と葉を水蒸気蒸留して精油を採った。 実験動物に100mg/kg を投与して、動物の行動性を観察して、投与群の動物は対照群に対して早い行動と強い興奮状態を引き起こした。 チオペンタールを投与した動物にローズマリー精油で処理し、睡眠時間が32分から2分に減少したことを認めた。 結論として、ローズマリー精油は精神興奮効果があることが分かった。今まで興奮剤として伝統医薬として使われてきた理由を示した。 薬理作用はドパミン様効果と考えられている。 |
| ■実験に用いたローズマリー精油の成分分析
GC/MS による成分分析で、 alpha-pinene (15.82%), camphene (6.80%), beta-pinene (4.75%), myrcene (1.70%), p-cymene (2.16%), 1,8-cineole (50.49), camphor (11.61%), broneol (2.58%), broneol acetate (2.08%) が含まれていた。 |
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