アンチェイジング・アロマテラピー | forestwalkingのブログ

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2013年の暮れに、突然この世を去られた、理学博士 藤田忠男先生の研究を掲載していくブログです。

アンチエイジング・アロマテラピー
■ルックスが重要なファクター

若返りは体の内部の細胞レベルの問題ですが、現代社会を生きていくとき、ルックスが重要なファクターになってしまいました。 中年以後は、容姿に衰えがでます。これをカバーしなくてはなりません。 自然な方法で外科手術を受けることのないアンチエイジング技法があるだろうか。 アンチエイジングのアロマテラピーは、スキンケア製品に注目が集まります。 クリームに配合する場合が多い。顔のシワの除去に効果的な精油を探しています。 フランスは食道楽の国民のようだ。このようなオイルを食に贅沢に使っている。 日本でも料理に使うことが多い。医療用の精製されたオイルを入手する必要がある。

    Jojoba oil: 日本名はホホバオイル。アンチエイジング製品によく配合されています。肌を洗浄するときに利用します。 ラベンダーを加えると効果がよくなると言われる。 ホホバオイルは皮膚浸透性にすぐれ生体に取りこまれて安定に存在する。保湿効果があるという。
    Marula oil: この精油は抗酸化能が強いことが特徴です。顔のしわができることを抑制し、皮膚を浸透するので更に肌をスムーズにする働きがあります。

    Walnut oil: ウォルナットオイルは新しい皮膚を生成し、更に乾燥肌に湿り気を与えます。若い年齢の顔のしわを防ぐはたらきがあります。 右図は製造工場。食用での利用が多い。ウォルナットオイルは日本ではクルミ由来の油と言われるが最近では見かけなくなっている。
    Olive oil: オリーブオイルは精油を希釈するときに用いています。オリーブオイルはシワを除去するのによい効果があり、肌に湿り気を与えます。 日本では食用で広く使われているオイル。食用のものはアロマテラピーでは使えない。精製度が高く新鮮なエクストラバージンを用いる必要がある。 オリーブオイルは日本では小豆島が産地でもある。


■精油刺激により内面から若返り

精油を配合せず、植物油だけでケアしても十分な効果があるといわれています。精油で更に効果的になるのです。

精油の嗅覚刺激を利用する。年を取ったと考えているひとの大脳辺縁系を直接刺激して、間脳の視床下部の働きを促す。 体のホメオスタシスを維持する機能が働き、精神面で若返る。 それにより、体を動かすようになり、運動も始め、全身的に若返るというメカニズムだ。 精油は大脳の中心部位を刺激することで、若返りの発火点になるのだ。

アロマ施術では、皮膚吸収の他、嗅覚刺激、肺吸収、粘膜吸収もあり、体内に精油化学物質が入ります。 安全性を保つことが必要です。



■スキンケア・アンチエイジング・アロマテラピー

人間の老化を止めることはできない。しかし、防げる老化もあります。 老化の要因として生体内で生成される、若しくは生体外由来のラジカルが生体の細胞や酵素などを損傷することが原因との学説があります。 もちろん生体そのものの老化というものは避けられませんが、老化はある程度抑制する余地があるとされます。 米国ではアンチエイジングと呼ばれ効果的な物質が探されています。 そのために、生体内でラジカルを消滅させて無毒化するといわれるサプリメントや食品で抗酸化能化合物を摂取することも方法のひとつです。 アンチエイジング・アロマテラピーはスキンケアで用いられています。それは精油は基本的に経口摂取しないからです。 肌に塗布して化学成分が皮膚を浸透して肌の機能を改善することは歴史の中で知られており、しわを除去する精油が選別されてきたのです。

フランキンセンスを抽出する植物はアラビアの土がない岩だらけの土地に生きている。それで、乾燥肌によいとしてエイジングケアに使われています。 エジプト以来長く使われている所以です。植物は厳しい自然の中で強靭な行き方をしています。その化学成分を人間がもらうのです。 アンチエイジング効果が期待できるフランキンセンスはソマリア産の貴重な精油です。


■ホリスティック・アロマテラピー

生体の実年齢を若返えさせる方法はない。年齢による生体機能の劣化が進むのを抑制することは可能といわれる。しかし医学的根拠はない。 アンチエイジングという治療薬は開発されていない。 生体の老化の定義も確立されていないが、細胞レベルから活性酸素で酸化されることをエイジングと言っている。 狭義の老化の定義だ。単純な考えだが、この酸化反応を抑制するのに生体に抗酸化剤を投与することが試みられている。 若返るという効果を測定する方法も確立されていないので、臨床試験での評価はできない。 しかしながら、老化が進むままにしておくわけには行かない。アロマテラピーが利用できるだろうか。 そもそもは、アンチエイジングを目指してアロマテラピーは出来あがってきたのだ。ホリスティック・アロマテラピーについて考えてみよう。 ホリスティック・アロマテラピーでホメオスタシスを維持する。 心と体のバランスから老化を抑制することは可能だろうか。臨床試験の方法もないので確認できないが期待できそうだ。



アロマテラピー精油は化粧品配合材料に使われています。たいていはクリームやローションに配合されて使用される。 精油は実際は化粧品配合材料として認められ利用されています。 民間医療やアロマテラピーでは単なる芳香剤として精油が利用されているわけではないのです。 しかし精油で生体全体の老化を止めることはできないことは明らかです。 精油で日常的に肌の汚れをきれいに除去するケアも美容的、健康的に効果的という。 精油の殺菌、抗菌効果を利用しています。

アンチエイジング・アロマテラピーでは精油を皮膚組織に浸透させ皮膚内部組織に柔軟性を与えたり保水性を与えたりする効果をねらっている。 民間医療として行われています。 アンチエイジング・アロマテラピーは美容系で使われていて女性にとっては顔の肌の組織変化には敏感なためです。 男女問わずにアンチエイジング・アロマテラピーに注目が集まっています。


■抗酸化能をもつローズマリー抽出物

皮膚に塗布しても血中に吸収される量は少ない。そのために全身効果は現れにくい。 ローズマリー抽出物は食品添加物として食品工場で製造されているので、経口摂取することができる。 最近の研究では、ローズマリー抽出物を摂取すると生体内で抗酸化効果を示すという。 ローズマリー酸またはロズマリン酸は抗酸化能物質でポリフェノールです。 化学構造からアンチエイジングの特徴成分といえます。 アンチエイジング効果が期待できるのだが、臨床医学的に効果を証明するに至っていない。 アロマテラピーの逸話によるとローズマリーにアンチエイジング効果があるという。 逸話は医学的証明ではないが、根拠のない嘘ではないだろう。

最近の研究では、アルツハイマー型認知症患者の脳ではラジカルが生成しているという。 そのラジカルの為にベータアミロイドが生成して脳組織を損傷するという。 それで認知症患者には抗酸化能物質の摂取が必要であると言われている。 ラジカル無毒化のアンチエイジングの延長状で認知症予防効果がみられるのでしょう。

ローズマリー抽出物は経口されるので食品添加物の扱いになります。アロマテラピーとは呼びません。 広い意味では経口および皮膚吸収による天然植物成分による治療をアロマテラピーと呼んでいます。 ローズマリー抽出物は同じ精油成分なのです。 幾分か水蒸気蒸留で得られた精油と成分濃度は異なります。共通成分もあります。 インドのカレー粉スパイスのターメリックの成分のクルクミンも強い抗酸化能をもつ食品です。 ローズマリー抽出物やクルクミンは食品添加物として用いられますが伝統医療の代替医薬品でもあります。 強い抗酸化能物質がアンチエイジング効果をもつと考えられています。 クルクミンは美容系アンチエイジング利用よりは健康サプリメントで利用されています。 アンチエイジングスキンケア製品にもローズマリー抽出物も配合されています。ローズマリー精油も配合されています。 表示名称あるいはINCI名が異なるので識別することができます。

植物抽出物は経口で摂取しますが、一般的にはメディカルハーブ、米国では植物性サプリメント Herbal supplement と呼ばれます。 アロマテラピーとは違います。アロマテラピーは精油のみを使います。 しかし、メディカルハーブとアロマテラピーが融合するとよいでしょう。 老化は生体内に生じた活性酸素により引き起こされると言われています。 不可解な点も多いのですが、経口摂取の抗酸化能物質が必要であるといえます。



■ローズマリー抽出物を天然防腐剤に利用

ローズマリーから抽出される天然の酸化防止剤はロズマリン酸。 ローズマリーの抽出物に含まれる成分に酸化防止効果があることが発見され、その一部だけを抽出することもできる。 酸化防止効果は非常に高く、キャリアオイルに対して0.05%の割合(100mlに1滴)で効果を発揮するという。 ナチュラルコスメの保存性を上げるためにローズマリー抽出物を加えるという。 市場ではローズマリー抽出物は植物油に10%濃度に希釈されて販売されているという。



■マカデミア

マカダミア(学名:Macadamia integrifolia)とはヤマモガシ科の常緑樹で、直径2cm程のナッツはマカダミアナッツと呼ばれ通常は食用となっている。

日本語発音ではマカデミアと呼ばれている。原産地はオーストラリア。英語での一般的な発音はマカデイミアに近い。デイにアクセントがあるだろう。 またマカダミアナッツを圧搾して採った油は食材として使われるほか、アロマテラピーで希釈油やマッサージオイルとしても使われている。 しわを除去する効果がみられアンチエイジングによいだろう。化粧品会社から発売もされている。無農薬栽培の植物からとれたものを植物油で用いる。


■マカデミアナッツ油入手

マカデミアは日本ではアンチエイジングに使われていたのです。化粧品会社の逸話があります。ここでは書けませんが、 マカデミアナッツ油を輸入している女社長のシワがないと言う。ここではその女社長の顔写真は出せないので残念です。 ナッツの絞り油はしわ除去によいのはなぜでしょう。肌浸透がよいようです。すーっと肌に浸透します。 そのために純良な無農薬の油が欲しいのですが、世界的に農場は少ないようです。そこから仕入れないとよい油は手に入らないようです。 入手ルートを探しています。これがアンチエイジングなのです。



■精油によるアンチエイジング・スキンケア

フリーラジカルが肌の老化の起因物質であることは信頼できる情報になった。 肌は常に紫外線にさらされています。1時間程度の短い時間の紫外線暴露では肌の変化は顕著ではありません。 しかし、いったんフリーラジカルが肌内に生成されてしまうと、細胞のDNAが損傷されてしまいます。 ローズマリーやラベンダーがフリーラジカルを無毒化することで、生体内の酸化ストレスを軽減化することが出来ます。

ラベンダーは皮膚再生に効果があるという。ティートリーも古くからスキンケアに使われている。 アトピー性皮膚炎のかゆみが抑制されるという。 ティートリーは皮膚の免疫系を強めて皮膚の防御機能を正常にしているという。柑橘系精油の光毒性はよく知られていて、 アロマテラピストに教育されている通り、精油の塗布直後に太陽光に浴びることはよくない。

紫外線に肌がさらされないようにする必要がありますが、皮膚表面を抗酸化能物質を含んだ精油等でケアすることも効果があります。 メディカルハーブとして抗酸化物を濃縮して含むサプリメントを摂取することも必要になるでしょう。 総合してアンチエイジング効果が期待できるようになります。 抗酸化能物質のロズマリン酸を含むローズマリー抽出物は食品添加物として利用はされています。 アンチエイジング効果があるということで、このような抗酸化能物質を大量に摂取すると害があるといわれています。



■アンチエイジング・スキンケアに使われている精油

キャリアオイルと精油は皮膚吸収されるので、スキンケアにも有用です。 精油には、血行促進作用や、殺菌作用のあるもの、高い美肌効果をもたらすものが数多くあります。 この精油の薬効をスキンケアに利用すれば、ニキビ、シミ、シワ、くすみ、乾燥肌など多くのトラブルを改善することができます。 防腐剤、保存料、人工香料、着色料など肌に有害な添加物を一切使わない、天然精油だけを使ったアロマのスキンケアに使うことができます。 アロマテラピストにより、クライエントの肌質に合う精油が選択されます。 材料となる精油の各成分にどんな作用があるかを知って、自分の肌の状態にぴったり合ったものを選ぶことができます。

アロマテラピーにより美肌&アンチエイジング効果が期待できます。 精油の中には、血行を促進しお肌の新陳代謝(ターンオーバー)を活性化させたり、 皮膚組織の再生やコラーゲンの生成を促したりする作用のあるものがあります。 美肌効果、老化防止効果があり、年齢を重ねるにつれて目立ってくるシミ、シワ、くすみ、たるみ、むくみなどのお肌のトラブルの解消に役立ちます。 ニキビ・アトピー性皮膚炎改善効果も期待できます。 殺菌作用、消炎作用、抗アレルギー作用のある精油が、治りにくいニキビ、アトピー性皮膚炎に対して役立ちます。

精油には生理作用があります。 皮脂分泌を調節し、引き締め効果のある精油は次のものがあります。 スイートオレンジ、クラリセージ、サイプレス、シダーウッド、ジュニパー、ゼラニウム、ペパーミント、ラベンダー、レモン、ローズマリーなど。 乾燥を防ぎ、シワやたるみを防ぐ作用のある精油には次のものがあります。 イランイラン、サンダルウッド、ゼラニウム、ネロリ、ローズ、ジャーマンカモミールなど。 乾燥を防ぎ、お肌のトラブルを防ぐ効果のある精油には次のものがあります。 サイプレス、ローズ、ネロリ、ローズウッド、クラリセージ、ローズマリーなど。 シミ、くすみを防ぎ、美白効果のある精油には次のものがあります。 ジャーマンカモミール、ゼラニウム、ラベンダー、レモン、ローズマリーなど。 刺激が少なく、炎症を抑える効果のある精油には次のものがあります。 ジャーマンカモミール、ネロリ、ゼラニウム、ペパーミント、ラベンダー、ローズなど。



■白髪の科学

加齢により白髪が増えますが、根本治療法は確立されていません。精神的あるいは肉体的な病気により白髪は増えるといわれています。 精神的な気苦労が増えるからでしょうか。体力が消耗するからでしょうか。 まず、白髪の原因になっている病気の治療が必要です。自然の老化によるものであれば、アンチエイジングが必要になるでしょう。

毛髪の成長期には、色素細胞はメラニンを生成し続けます。色素細胞は複製されるため、黒髪は持続します。 白髪は、色素幹細胞が紫外線などの影響でDNAが損傷を受けることが原因で発生します。 DNAの損傷を修復できないと判断すると自己複製機能が失われ、 色素細胞は、毛髪の成長期にはメラニンを生成し続けます。しかし、色素幹細胞の数は減少して、色素細胞の数が減少します。 次に続く色素細胞がなくなっていくことで、白髪が増えるというわけです。

ヒトの早老症原因遺伝子(ATM遺伝子)が、幹細胞の働きを監視する機能を持ち、幹細胞の質を維持しています。 加齢とともにこの監視機能が失われることで、複製・分化の量的バランスが崩れてしまうのです。 白髪の原因が解明されても新しい白髪の治療法の確立されるでしょうか。アンチエイジングと白髪も問題は大きいです。



■アロマテラピーで肉体的に若返る

アロマテラピーで肉体的に若返ることは可能なのか。 今までは体内に成長ホルモンを投与したり、濃縮した抗酸化能物質を投与したり、副作用の危険もあった。 若返ることは、病気にならない体質になることだ。きわめて複雑なプロセスになる。 メンタルに若返り、その道筋で体力的に若返るのではないだろうか。若返りの医薬品は開発されないだろう。 代替医療で若返りを実現しよう。