熱転写プリンタ―の印字不良(擦れ)について③ | フォレストテック株式会社のブログ

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熱転写プリンタ―の印字不良(擦れ)について③

熱転写プリンタ―での印字で困ることは、印字の擦れではないでしょうか?

 

その原因と対策について述べたいとお思います。

 

原因3

リボンのシワによる擦れ

 

 

 

上記のように斜めに印字が擦れる場合は、リボンのシワが原因がおおいと思います。

 

確認をするには、印字した後のリボンを巻き戻し、上記のような線(シワ)がないか確認してみ

てください。

 

ある場合は、シワが原因になります。

 

シワが発生する主な原因として以下のものがあげられます。

 

① リボンの送り側または巻き側のテンションが弱くリボンにシワがある。

② ヘッドの押さえ(圧力)のバランスが悪い(左右のバランスが悪い)

③ 印字の濃度が高すぎる

④ 印字内容に偏りがある(左右で印字内容が違いどちらかによってします。)

⑤ラベルとリボンの相性が悪い

 

小型プリンタ―の場合は調整するものがないので、調整が出来ない場合が多いので

ラベルまたはリボンの変更、プラテンローラーなどの交換が必要になります。

 

大型機は、次回記載します。