今回は賃貸集合住宅の駐車場にて、アスファルト補修材の耐久性を比較する実験を行いました。駐車場は約25台分で、1日あたり70~90台程度の車両が往来しています。特に転回が多く発生するエリアにおいて、アスファルトの表面が頻繁に摩耗するため、適切な補修材の選定が重要です。

使用する補修材

  1. マジカルパッチ(20kg、1980円)
    速乾性があり、約10分で固まるという特徴を持っています。コメリホームセンターで購入しました。施工後の強度が不足する可能性があるため、特に2センチ以上の厚さで施工する必要があります。前回の補修では、1年で剥がれてきたため、耐久性の改善を期待しています。

  2. DRミックス(常温アスファルト合材)
    同じくコメリホームセンターで購入。粘土が高く、崩れにくい特性を持ち、個人的には使用感が良好です。施工後の水散布を行わずに使用しました。

  



補修の進行状況

今回の補修対象は、22センチ×35センチ×深さ約2.5センチの箇所です。2日後の午後に目視で凹みや剥がれの有無を確認する予定です。初期強度が弱いという実験結果もあるため、時間の経過とともに材料の変化を注意深く観察します。

前回の補修からの学び

前回のブログ「やってみたシリーズ③アスファルト補修その後5ヵ月経過してみて」では、「マジカルパッチ」での補修が5ヶ月後に1センチほど凹んでしまったことが報告されました。これは、車の通過による摩耗が原因です。速乾性と強度は評価されましたが、量が少ない場合には固まりが不十分で剥がれやすいという課題がありました。

実験の目的と観察ポイント

今回の実験では、次の3つのポイントに重点を置いています。

  1. 耐久性の比較: どちらの補修材が長期間にわたって使用に耐えるかを確認します。
  2. コストパフォーマンスの評価: 価格と耐久性を比較し、最も費用対効果の高い選択肢を探ります。
  3. 使用感と施工の容易さ: 実際の使用感や作業時間も考慮し、最も効果的な補修材を見極めます。


 
現在の気象条件と施工後の計画

補修時の気象条件として、気温は31℃。高温下での施工は材料の硬化速度や強度に影響を与えるため、これも耐久性評価の要因として記録します。今後、数ヶ月にわたり定期的に経過観察を行い、車両の通過による凹みや剥がれの進行具合を確認する予定です。

結論と次のステップ

最適な補修材を見つけるための今回の比較実験を通じて、長期的なコスト削減と駐車場の保守管理の効率化を目指します。耐久性とコストパフォーマンスのバランスを評価し、前回の補修との比較も行い、より効果的な方法を見つけていきます。次回のブログで観察結果を報告する予定です。