前回の除去作業はこちら
除去前
2021年10月
写真は2024年2月2日の作業前と後の様子
物件の美観を維持することは非常に重要で今回は、特に賃貸物件の管理において注意が必要な「白華現象」について、その原因、対策、そして実際に私たちが経験した除去作業後の経過観察についてご紹介します。
白華現象とは?
白華現象とは、コンクリートやモルタルの表面に白い粉状または結晶状の物質が現れる現象を指します。この白い物質は、主にコンクリート内部に含まれる水酸化カルシウムが水と反応して生成される「カルシウムカーボネート」です。水分が蒸発する際に表面に残ることで、白く目立つようになります。
原因
白華現象の主な原因は、コンクリートやモルタルに含まれる成分が水と反応し、それが表面に現れることにあります。特に、新築後の建物や修理後によく見られる現象で、水分の浸透や蒸発が関係しています。また、不適切な施工や材料の選択、気候条件なども白華現象を引き起こす要因となり得ます。
この物件ではエントランスのタイルにのみ白華現象がみられます。他の箇所はガラス塗料で防水処理してあります。
対策と除去作業
マンションでは、タイルの張り直しやモルタルでの埋め込みといった対策を検討しましたが、いずれも高額な費用や実施に伴う問題があり、実行を断念しました。タイルの張り直しには約150万円、モルタルでの埋め込みには約80万円の費用が見積もられましたが、前者は予算を超える費用、後者は扉の開閉が困難になるという実用上の問題がありました。
結果として、除去作業とコーティングによる対策を選択しました。これは、マンションの顔となる部分をきれいに保ちたいという当然の願いと、実行可能な予算内で最善の結果を得るための妥協案でした。
最初はエフロクリーナで除去したのち、細かい部分はサンポールにて除去を行いました。
費用も気にすることなく前回よりもきれいに除去できています
経過観察
除去作業後、私たちは定期的に物件のチェックを行い、白華現象の再発やその他の問題がないかを観察しています。写真を見ていただくとわかるように除去作業後4か月程で白華現象が発生しております。
まとめ
白華現象は、見た目の問題だけでなく、建材の耐久性にも影響を及ぼす可能性があるため、賃貸不動産の管理会社としては早期発見、適切な対処が重要だと考えます。
サンポールが思った以上に効果的だったことが確認できました。
くれぐれも最後に水で流すことを忘れないようにご注意ください。





