皆様 こんにちは(^人^) 岩波です。


 今回は、2011年4月26日 三富の里の調査結果を紹介します。


  畑での作業です。 モチキビ・タカキビ・モチアワ・ヒエ及びアマランサスの種まき


    昨年春造成した畑に、タカキビ・モチアワ・アマランサスの3種を蒔きましたが、発芽後、鹿に

    すべて食べられてしまいました。

    今年は、畑周辺に鹿柵を設置し、再び、栽培に挑戦しました。

    今年栽培に挑戦した種類は、モチキビ・タカキビ・モチアワ・ヒエ及びアマランサスの4種類です。

   種まき作業の工程は、 作きり(水平方向に浅い溝を掘る。) → 種を蒔く → 覆土 という作業です。

 
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 ← 種の入っていた袋


         ↓ 種を蒔いています。
             一粒一粒丁寧に蒔きます。

 

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    ↓ 種が蒔かれた状態
        種が重ならないようにします。


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           ↓ 覆土しています。

               覆土は、薄く慎重に行います。


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蒔いた種が発芽し、順調に生育して収穫できますよう祈りながら、管理していくつもりです。

次回に、発芽した状況を報告できればいいなと 思っております。   

 皆様 こんにちは(^人^)  岩波です。


 今回は、2011年4月15日 三富の里での調査結果を紹介します。


1.2010年春植栽したカラマツ・スギ植栽地 植栽後1年を経過した時点での生育状況

   カラマツ:4,000本植栽した苗木は、数本の枯死した苗木が見られましたが、森林育成への影響は少ない

         ものと思われます。また、苗木には芽ぶきが見られ、順調に生育している状態です。

   ス  ギ:2,000本植栽した苗木は、植枯れも少なく、補植の必要はないものと思われました。しかし、枝先

         の柔らかい葉にシカによる食害の跡が多く見受けられました。今後、鹿による食害が心配です。


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    カラマツの芽ぶき状況                    スギの状況 枝先の葉に鹿食害が見られる

  これから、本格的な生長にになりますが、鹿による被害を注意深く観察する必要があると思います。


2.キノコの栽培 仮伏せ作業

   4月6日(水)に植菌した榾木を栽培する現地(三富の里の山)に運び、コモ(ゴザ)で覆い仮伏せしました。


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  キノコ栽培用榾木(植菌した原木)の仮伏せ状況  しばらくこのままにして菌の伸長を助長する。

 榾木にキノコ類(シイタケ・クリタケ・シメジ)の菌が伸長(蔓延)した状況を確認し、本伏せする予定です。

 キノコ類の栽培については、森林組合の受けらがら行っています。


3.ジャガイモの栽培 種イモの植え付け作業

   今年、畑の一部でジャガイモを栽培してみようということになり、種イモ(男爵)の植え付けを行いました。


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 ← 作をきり、種イモの植え付けを行いました。 ↓ 

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 ← 種イモを並べて置いた後、覆土しました。




    6月下旬頃の収穫が楽しみです。








4.コウヤマキの植栽

  鹿柵内に「コウヤマキ」を植栽しましょうということになり、苗木は、高野町から取り寄せました。

  コウヤマキは、常緑針葉樹の高木で、1属1種であり、別名を「ホンマキ」と呼ばれています。

  木曽五木の1つで、造園木としても重宝されて樹種です。 材は、水に強く腐りにくいことから、湯船材や

  橋梁材などに利用されています。

  和名は、高野山の多く生えていることに由来するとのことで、高野山では、霊木とされているそうです。



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 ← 植栽した苗木


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森林ファンド             ↑ 植え穴を掘っています。

                地表の落ち葉などを取り除き

                苗木の根の大きさに合わせて

                穴を掘ります。


 ← 植栽が完了した状況

     植え穴に苗木の根を傷めないよう注意しながら

     丁寧に植え付けました。

     特に、根が乾かないように注意しました。


     初期生長の悪い種類であるそうですが、

     今後の生長を楽しみに見守っていきたいと思います。


 三富の里の山では、スギやヒノキ、カラマツなど資源循環を目的とした山作りのみではなく、コナラやクヌギ

 の森の造成、畑での農業体験など色々なことに挑戦しています。

 

 今後、これら種々の体験レポートを随時紹介していきたいと思います。 ご期待ください。










 皆様 こんにちは(^人^)  岩波です。


 今回は、2011年4月6日(水) 三富の里での調査結果を紹介します。


1.シカ柵の設置

   植栽木(コナラ・クヌギ及びコウヤマキ)や畑での栽培植物を守るため、シカ柵を設置しました。

   シカ柵の設置は、森林組合にお願いしました。

   設置規模は、面積約1,000平方メートル、高さ2m程度の柵を周囲に設置しました。



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 シカ柵を設置した後の写真を掲載しました。(シカ柵の設置は、4月4日と5日に実施)

 この柵内に、コナラ・クヌギ及びコウヤマキの苗木を植栽すると同時に、畑ではジャガイモやアワ・ヒエ

 などの栽培を計画しています。


2.キノコ類の栽培 植菌作業

  森林組合の前庭をお借りして、峡東森林組合の岡部課長の指導により、シイタケ・クリタケ及びシメジ

  の植菌作業を行いました。

  植菌作業とは、シイタケなどの菌を小さい駒形の木片に培養したものを種駒といい、この種駒を原木に

  植えつける作業です。


森林ファンド

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   シイタケなど種菌の入っている容器              種駒 この駒にシイタケやクリタケ

                                          シメジの菌が培養されている。


森林ファンド 森林ファンド

  電機ドリルで種駒専用の歯を使い               トンカチで穴に種駒を打ち込む

   原木1本に15から20個に穴を開ける

            種駒が打ち込まれた原木は「榾木」(ほだぎ)と呼びます。

  この榾木を山に運び「コモ」で覆い仮伏せします。仮伏せ作業は、森林組合にお願いしました。

  キノコの発生を期待しながら、植菌作業を行いました。

 


 


 皆様 こんにちは(^人^)   岩波です。


 今回は、2011年3月23日(水) 三富の里での調査結果を紹介します。

 1.コナラ・クヌギの植栽について  2.キノコ類の栽培について です。


1.コナラ・クヌギの植栽について

   以前から針葉樹(スギ・ヒノキ・カラマツ)以外の樹種の植栽を検討しておりました。

   そこで、今年は、コナラやクヌギの落葉広葉樹も植栽しようということになりました。

   しかし、シカによる食害は、針葉樹よりさらに激しいのではということで、植栽にあたり、

   森林組合と相談した結果、シカ柵を設置して植栽することしました。

   シカ柵の設置は、植栽作業の関係から植栽後に設置することとしました。


   地拵えは、面積約900㎡とし、2011年2月に行いました。ここには、コウヤマキも植える予定です。

   落葉広葉樹の植栽は、芽がふく前の3月下旬ころが適季とされておりますので、ここで行いました。

   植栽本数は、コナラ、クヌギとも、それぞれ100本づつ植えました。   
  
森林ファンド

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   コラナの苗木を植栽している状況                      植栽地の状況

  植栽作業は、森林組合にお願いしました。 植栽は、1m間隔で行いました。

  コナラやクヌギは、将来、キノコ類栽培用の原木に利用可能であると同時に、林には、カブトムシや

  クワガタがやってくるのではと期待されます。

  ここでは、コナラ・クヌギのほか、周囲にやマザクラとクリを数本、同時に植栽しました。


2.キノコ類の栽培について

   三富の里では、山づくりのみではなく、山村体験としていろいろなことに挑戦してみようということで、

   今年は、キノコ類の栽培を試してみることにしました。

   栽培するキノコは、森林組合の指導のもと、シイタケ、クリタケ及びシメジの3種類としました。

   栽培用の原木は、シイタケとクリタケがコナラ、シメジがクルミです。クルミの原木は、自社の山で

   採取しました。 種菌は、森林組合にお願いし、メーカーから購入することとしました。


森林ファンド  森林ファンド

   シイタケ及びクリタケ栽培用の原木(樹種:コラナ 長さ90㎝ 太さ10㎝前後)


  この原木に、シイタケやクリタケの種菌(種駒)を打ち込み、山で栽培管理して育てます。

  シメジは、自社の山で採取したクルミの原木を使い同じ作業をして育てます。

  キノコ類の栽培過程は、

   原木の確保 → 種菌の打ち込み → 仮伏せ → 本伏せ → 栽培管理 → 収穫

   ということになりますが、キノコ類の発生は、来年春になる予定で、秋には本格的な収穫

   が期待されます。

  4月早々、種菌を原木に摂取する「植菌」作業を行う予定です。 


 次回の報告は、キノコ類の植菌作業になると思います。ご期待ください。


 

 

 


 


 皆様 あけましておめでとうございます。  岩波です。


 新しい年を迎え、2011年は、三富の里の森林整備事業も3年目に入ります。

 年頭にあたり、過去2年間の森林整備事業の経過を振り返ると同時に、2011年の計画を紹介します。


 木材資源の循環を目的とした森林再生について

     木材資源の生産を図ると同時に、水源かん養や林地の保全など公益機能の維持増進するため、既存の

   林業技術により、スギやヒノキ・カラマツの人工林を造成する。

  1. ヒノキ・カラマツ植栽地(2009年春植栽)

    ・ 2009年春 2.45ヘクタール(A区)に、ヒノキ:6700本、カラマツ:500本の苗木を植栽した。

    ・ 苗木の活着は、良好であった。しかし、ヒノキはその後、シカによる食害による著しい被害を受け、

      成長を期待することが困難な状態であった。カラマツは、植栽した本数は少なかったが、シカによる

      被害は軽微であった。

    ・ このままでは、森林の再生が不可能であると判断されたので、2011年春カラマツ6000本を新たに

      植栽(改植)し、森林整備を図ることとした。

    「シカによる被害は、施業を実際に行っている森林組合の話では、数年前から被害が増大しているとの

     ことでしたが、植栽したヒノキが壊滅状態になるとは予想がつかなかったとのことでした。」

  2. カラマツ・スギ植栽地(2010年春植栽)

    ・ 2009年に植栽した経験から、カラマツは、シカによる被害が軽微であったこと、スギは、昨年植栽した

     場所に実生するものが成育していたことなどから、カラマツとスギを植栽することとした。

    ・ 植栽した規模は、0.92ヘクタール(B-1区)に、カラマツ:4,000本、0.38ヘクタール(B-2区)に、

     スギ:2,000本であった。

    ・ 苗木の活着は、良好であった。しかし、ヒノキ・カラマツ植栽区と同様シカによる食害の被害を受けたが、

      被害程度は、ヒノキに比べて軽微であった。

    ・ 今後、シカによる食害について、注意して調査する必要があると思われました。

  3. 落葉広葉樹林(C区)の整備

    ・ 資源循環を目的とした針葉樹人工林の造成は、シカによる被害が落ち着き、被害対策が実用化

      されるまで、当面の間、控えることとしました。

    ・ 現在の落葉広葉樹林は、蔓類が繁茂したり、雑灌木がうっそうとした状態ですので、蔓類を除去

      すると同時に、雑灌木を整理し、森林の健全性を高める作業を、2011年に行う予定です。

    ・ この林は、現在、クルミが多く成立しており、珍しい林ですので、この特徴を生かした施業を行う

      予定です。


 山村体験ゾーンの利用について

  1. 畑の利用

      所有山林内に、農業体系のできる畑を2010年に、100平方メートル程度の畑を設置しました。

      2010年春、「アワ・ヒエ・アマランサス」の栽培に挑戦しました。指導は、森林組合に依頼し、現地

      でこれらを生産した経験者にお願いしました。

      そのぞれの種類とも、順調に発芽したものの、発芽一ヶ月後の調査で、シカによる食害ですべて

      なくなっていました。シカ対策を実施しない限り、栽培は不可能であると思われました。

      そこで、2011年は、シカ対策として、森林組合の指導により、シカ柵を設置することになりました。

       (シカ柵の設置規模などについては、別途紹介する予定です。)

  2. コナラ・クヌギの植栽

      2011年は、針葉樹の人工林以外の山づくりとして、コナラやクヌギの広葉樹の植栽を計画しました。

      コナラやクヌギは、将来、キノコ類の栽培用原木やナラ炭の材料、カブトムシやクワガタが見られる

      ものと思われます。 

  3. コウヤマキの植栽

      コナラやクヌギの植栽とは別に、コウヤマキの植栽を試してはとの意見がありましたので、コウヤマキ

      も植栽することになりました。

  4. キノコ類の栽培

      シイタケ・クリタケ・シメジの3種類のキノコの栽培を試すことにも挑戦することにしました。


   以上、三富の里の過去2年間の経過と2011年の方針といいますか、考え方を示してみました。

   2011年も毎月2回程度、三富の里の森林調査を継続して行う予定です。その都度、結果をこの

   ブログで紹介いたしますので、よろしくお願い致します。