南米方面からアメリカに向けて、移民キャラバンが長々と隊伍を連ねてるんだって。
「もうくんな!」と言われると、いきたくなるもんなのかもね。
中東からヨーロッパへの難民キャラバンの壮大さにも恐怖を覚えたけど(あの流入はもうおさまったのかな?)、世界中で民族の大移動が開始されてるみたいだ。
つわけで、我が日本をかえりみてみると。
安倍さんは、時限付きのガイジン奴隷だけを欲しがり、「長く住む連中はいらん」とムシのいいことを言ってるわけだが、そんなに都合よくいくはずがない。
そもそも、外国人さんがそれほど日本で働くことに魅力を感じるとも思えない。
インバウンドで外国人さんが日本にきてくださるのは、ただただ旅費が安く上がるからだろう。
昭和の昔、日本人は「あっちは物価が安いんだよ〜」なんつって、タイだのフィリピンだのに出かけたもんだったが、今や、日本がそんな割安な国になってるわけだ。
それは逆に言えば、「日本で働くなんて、給料が安くてやってらんねえよ」ってことでもある。
今や、貧困にあえぐ日本人労働者が、はるかに高い給料を払ってくれる韓国や中国に出稼ぎにいく時代だ。
なのに、「ガイジンよ、奴隷として受け入れてやるぞ、日本語と日本文化をみっちりと勉強してこい!」なんて求人広告を出したとして、今どき応じてくださる外国人さんがいらっしゃるのかどうか?
さて、移民キャラバンの話に戻るが。
あれは、近未来の日本人の姿に見えてしょうがない。
ついこないだ、我々は本当にああなる運命に紙一重だった。
福島の原発がメルトダウンを起こし、たまたまデブリ(炉の内容物=アッチッチの核そのもの)が意味不明に寝静まってくれたからよかったものの、あれが破裂してたら、もう日本全土は住める土地ではなくなってた。
「全土って、大げさな・・・」と思うかもしれないが、全土だ。
まず、福一のデブリが破裂した途端に、半径250キロ圏(東京を含む東日本全域)には足を踏み入れることができなくなる。
すると、福二、東海村、女川あたりの原発にも近づくことができなくなり、このへんも暴走開始。
すると、さらに汚染域はひろがり、エリアの外へ外へと点在する原発にも近寄れなくなり、メルト連鎖・・・と芋づる式。
とにかく、原発いっこの破綻とは、国内全部の破綻(あるいは、隣国の原発へも波及)を意味するんで、日本はついにひとが住めない土地となるんである。
そうでなくても、今この瞬間に大地震、火山の大噴火、スーパー台風の襲来・・・と、大災害には事欠かないこの国のこと。
すわ、どこへ逃げる?
キャラバンをつくって、朝鮮半島に渡って頭を下げるか、中国大陸に散らばるか・・・
とにかく、移民・難民問題を他人ごとだなんて思ってると、手ひどいしっぺ返しを食らうことは間違いない。
ましてや、ガイジンさんを「奴隷として連れてくる」なんて発想は、天にツバするようなもの。
万有引力があるかぎり、ツバは自分の顔に戻ってくる。
我が政府は、未来を想像する、という知的作業を最も不得手としてる(あるいは、わかってておろそかにし、今のみを生きてる)が、この点はよく考えるべきだろう。
今だにこの天災と人災、そして文明災にまみれた国土を「神の国」だなんて考えてるおっちょこちょいなひとは、きちんと思い直したほうがいい。

東京都練馬区・陶芸教室/森魚工房 in 大泉学園