うまいものを食べにいっても、タバコ吸いが隣に座っただけで、一夜が台無しになる。
タバコ吸いが隣に座ると、心底、がっかり。
家に帰り着いて服を掛けておくと、翌日には家中にひどいにおいが立ち込めてて、まったくうんざりさせられる。
そんなとき、タバコ吸いを心の底から呪いたくなる。
あのニコチンとタールを肺に塗り込めてんだから、おめでたいよなあ。
ええ、タバコファシストです。
「しね」は、昨今は保育園を落ちたひとしか使わない言葉だけど、オレは、タバコ吸いの人間に対してだけは遠慮なく使うことにしてる。
「タバコをポイ捨てするやつ、しね」は、オレが尊敬する人物の名言で、圧倒的に支持できる。
なんでそれほどの迷惑を周囲に及ぼして、平気で生きてられるのかなあ、タバコ吸い・・・
わからんわ。
からだにものっすごいタバコのにおいを染み込ませた知り合いがいて、彼は5メートルって距離に接近してきただけでわかるくらいの体臭を放つんで、こっちは鼻が曲がりそうなんだけど、自分では知らないで過ごしているのだった、かわいそうに。
その知り合いは、とても人柄がよく、誰にでも好かれ(実際、オレも好感。近づくのは御免だけど)、ひとつの特殊技術を武器に世界を渡り歩くみたいなこともやってるすごい人物なのだ。
が、若くして脳溢血で倒れちゃった。
今や車椅子生活で、言葉を発することもできないでいる。
それがタバコのせいであることは疑いがない。
気の毒に、とは思うけど、自業自得だな、とも思う。
彼は好人物だとは思うが、一方で、彼がどれだけの害毒を周囲に対して(そして自分に対して)振りまいてきたか、それを勘定に入れないわけにはいかない。
車椅子の彼は今、まったくの無臭だ。
禁煙を数年も余儀なくされて、完全に悪臭が消えたのだ。
ようやく無害のひとになれたのだな、と思う。
しなないでほしい。

東京都練馬区・陶芸教室/森魚工房 in 大泉学園